シャクナゲ「ビビアニー」は、きれいな赤い花を咲かせる紅花シャクナゲです。
燃えるような真っ赤な大きな花が、木いっぱいたわわに咲いてる様子は、とっても素敵。
華やかで見応えがあります。
赤花のシャクナゲ ビビアニー
4月下旬に見かけた真っ赤なシャクナゲ「ビビアニー」。
場所:長崎県大村市「裏見の滝自然花苑」。
シャクナゲ ビビアニーの特徴
ツツジ科ツツジの緑広葉樹の低木。
原産地:イギリス。
枝先に大きな赤花を咲かせる西洋石楠花(セイヨウシャクナゲ)です。
葉は厚く光沢があり、枝先にやや車輪状に集まって互生します。
日本の山地や高山に広く分布するシャクナゲを、日本石楠花(ニホンシャクナゲ)、
欧米で作出された園芸品種を、西洋石楠花(セイヨウシャクナゲ)と呼んでいます。
セイヨウシャクナゲは、原種を交配して多数作られていて、現在も新しい品種が出ています。花が大きく、花色もカラフルで数多くの品種があります。
シャクナゲの花言葉は「威厳」「荘厳」「危険」。
シャクナゲ ビビアニーの様子
大きな赤花をたくさんつけてる様子は圧巻で、とてもきれいです。
半球状の大きな花序。
枝先にツツジのような漏斗形の花が数個集まっています。花弁:5枚。
濃い赤ですが、くどさははなく、ふわふわ感がある優しい雰囲気です。
枝先につく若い蕾。
蕾の開きはじめ。
花芽。いくつもの花が展開します。
蕾から、さらにいくつもの蕾が出てくるような・・・。
葉は枝先に集まってつきます。
大きな長楕円形で厚みがあります。
開花していく様子。
うっとりするような、とても美しい赤花のシャクナゲです。
花が終わったら、花茎の基部から花がらを摘み取ると、翌年の花芽が付きやすいそうです。
赤花のシャクナゲの品種
- 越の紅富士
燃えるような赤花が特徴的な西洋シャクナゲ。
紅富士よりもっと赤い品種。
- ルビコン
真っ赤な花と葉との対比が美しい西洋シャクナゲ。 - タウラス
濃赤花大輪花、アメリカで作出された赤花系の西洋シャクナゲ。 - バルカン
明るい鮮烈な赤花が咲く西洋シャクナゲ。
- プロミネンス
若木のうちから花の咲く品種。赤塚植物園が交配し育種したシャクナゲ。
花はややワイン色を含んだ濃い赤紅色、花弁にフリルが入ります。 - ルージュマジック
赤塚植物園が交配し育種したシャクナゲ。
ルージュ(口紅)の様に鮮やかな赤花を咲かせます。 - ネリアーブ・レッド
燃えるような鮮烈な赤色の花を咲かせる西洋シャクナゲ。 - ハーフダン レム
濃赤色の大輪種の西洋シャクナゲ。
暑さに極めて強い品種とされます。