夏のお花見で、真っ先に思い浮かべるのは、ひまわりの花達。
暑い日が続きますが、阿蘇の大自然の中に咲く、美しいひまわり畑を2か所堪能しました。
南阿蘇の玄関口にある「俵山交流館 萌の里」と、樹齢400年の一本桜で有名な「一心行公園の西側に咲くひまわり畑」。どちらも綺麗!
一面に広がる黄色のひまわりの姿に元気をたくさんもらいました。
ひまわりは、北アメリカが原産地。
紀元前3000年頃から栽培されていたと言われています。
日本には江戸時代に伝わり、当時は「丈菊(じょうぎく)」と呼ばれてたそうですよ。
俵山交流館萌の里
「俵山交流館 萌の里(たわらやまこうりゅうかん もえのさと」は、阿蘇外輪山の一部、俵山のふもとにある物産館です。地元で採れたて新鮮野菜や加工品、阿蘇の特産品やお土産などが多数販売されています。
物産館の西側に広がる緩やかな丘には、季節ごとに花が植えられるスペースがあり、
夏になると、一面のひまわり畑が広がっています。
【俵山交流館萌の里】
住所:熊本県阿蘇郡西原村小森 2115-3
電話番号:096-292-2211
アクセス:車/益城熊本空港ICから約20分
バス/産交バス 高森快速 熊本駅~揺ヶ池前下車
駐車場:300台、バス3台
HP:http://moenosato.net/
物産館から見たひまわり畑。
お花畑への案内、立札があります。
「あそフラワーツーリズムガーデン (あそ花旅)ガーデン」。
山々を背景に広がるひまわり畑、とっても綺麗です。
種類はわかりませんでしたが、とても爽やかな雰囲気を持つひまわりが植えられています。
色も形もとても綺麗です!
ひまわりの花、大きな花のように見えるけど、小さな花が集まってできたもの。
外側の「舌状花(ぜつじょうか)」と呼ばれる黄色い花びらの部分と、内側の黒っぽい部分は、「筒状花(とうじょうか)」と呼ばれる小さな花が集合した部分に分かれています。この筒状花の一つ一つには、雌しべと雄しべがあり、種が実ります。
ひまわりの後ろ姿?もとてもユニーク。一斉に同じ方角。
ひまわりは、太陽を向くように回ると考えられがちですが、開花後の花は同じ方向を向いています。
散策しながら、自然いっぱいな阿蘇を満喫。
ひまわりの明るさは、ポジティブな気分にさせてくれる効果があるようです。
ポピーや菜の花、コスモスと季節ごとに花を楽しめるようです。
9月下旬から10月末は、約100万本のコスモス畑だそうです!
周辺は緑に囲まれた緩やかな丘が広がっています。
一心行公園西側のひまわり畑
「一心行公園(いっしんぎょうこうえん)西側のひまわり畑」は、南阿蘇村のシンボル的な存在でもある、樹齢400年の一本桜(ヤマザクラ)で有名な、一心行公園の西側の畑に広がるひまわり畑。
阿蘇カルデラの南部、阿蘇五岳と外輪山に囲まれた南阿蘇、
その畑で育てられた、一面に広がる黄色のひまわり畑は、圧巻です。
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松2622-1
電話番号:0967-67-1112(南阿蘇村 産業観光課)
アクセス:車/九州道熊本ICから車で45分
鉄道/南阿蘇鉄道 中松駅から徒歩約20分
駐車場:100台(一心行公園)
※公園内の駐車場を利用することが出来ますが、公園内を通り抜けては行けません。
ひまわりの見頃は、8月中旬~8月下旬とのこと。
一心行公園の西側に位置する畑には、3万本と言われるひまわりがこれでもかという感じで植えられています。ほんとに綺麗!
ひまわりは、緑肥作物で土壌浄化能力があり、
その後に栽培する作物にとっての肥料にもなるそうです。
俵山交流館 萌の里のひまわりと比べると、花も草丈も少し小さめですが、
花弁の色は濃くて、鮮やかさと力強さを感じさせるひまわりです。
夏のすてきな風物詩。
阿蘇の外輪山を背景に咲くひまわり。
反対側は、南阿蘇の街並みも・・
散策していると、可愛いひまわりの囲まれて別世界のようでした。
ひまわりの花言葉は「私はあなただけを見つめる」「憧れ」などがあります。
小輪のひまわりには「高貴」といった花言葉だそうですよ。
阿蘇ならではの雄大な自然のなかで見るひまわり畑は、格別なものでした。