福岡 柳川市 ショウブの見どころ 椛島菖蒲園

椛島菖蒲園 花菖蒲と川
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柳川市の川下りコースの掘割沿いにある「椛島菖蒲園(かばしましょうぶえん)」のハナショウブが見頃を迎えていました。

紫、藤色、白、黄色、絞りが入ったものや覆輪など、鮮やかな大輪花がとてもきれい。
水郷のまちに初夏の彩りを添えていました。

情緒あふれる椛島菖蒲園のハナショウブ

水の都柳川。掘割沿いに咲くハナジョウブ。

椛島菖蒲園(かばしましょうぶえん)の詳細

「椛島菖蒲園」は、柳川市役所から5分ほど歩いた場所にあり、観光名所である川下りコースの掘割沿いにあります。

日本の道百選である「水辺の散歩道」や、川下りコースの「どんこ舟」に揺られながらの鑑賞も楽しむことができます。

菖蒲園は、川下りの船頭をしていた椛島次雄さんが1958年ごろ、自宅の庭に趣味で植えたのが始まりで、十数年前から市が管理しているそうです。

約20種類3万本もの花ショウブが咲き誇ります。
品種ごとに開花時期や色が異なり、5月下旬~6月上旬が特に見ごろ。

柳川市役所から5分ほど歩いたところ。

住所:柳川市本町87-1
利用可能時間: 9:00~17:00
お問い合わせ:Tel:0944-73-8111 (柳川市役所 観光課)
料金 :入場・駐車場 無料
※川下りは別料金

アクセス: 西鉄天神大牟田線柳川駅から西鉄バスで(市役所前バス停下車)約10分
みやま柳川ICから車で25分

 

椛島菖蒲園(かばしましょうぶえん)の様子

園内一面にハナショウブが咲き誇ります。

ハナショウブ(花菖蒲)はアヤメ科 アヤメ属の多年草。別名「ハナアヤメ」。
野生のノハナショウブ(野花菖蒲)をもとに、江戸時代を中心に数多くの品種が育成さたそうです。

色とりどりのハナショウブ。
空に向かって凛と咲く沢山の花の姿は圧巻です。

白色の地に赤紫のの覆輪が入る大輪花。

濃い紫色の絞りが入る品種。
大きな花弁が3枚の三英咲き(さんえいざき)。

白いハナショウブ。

大きな花弁が6枚の六英咲き(ろくえいざき)。
ハナショウブの花は、花弁の中心に黄色いすじが入っていることが特徴的です。

紫のハナショウブ。

水辺と似あうハナショウブ。

掘割沿いにも、色とりどりのハナショウブがきれいに並んで咲いています。

この時期はアジサイも色づく季節。
水辺のガクアジサイも風情があります。

テマリ咲きのアジサイも色が濃くなってきた様子。

対岸は日本の道百選に選ばれている「水辺の散歩道」です。

水辺の散歩道から見た椛島菖蒲園の様子。

水辺の散歩道は、掘割沿いに続く河畔に整備された全長800mの遊歩道。
国土交通省の「日本の道100選」にも選定されています。

水の流れと緑を眺めながら歩ける気持ちのよい散歩道で、歌碑や文学碑が所々に設置してあります。

また椛島菖蒲園は、どんこ舟のお堀めぐりのコースの中間点にあたります。

舟に揺られながら見るハナショウブには、より風情がありそうです。

柳川は、2キロ四方、延長60キロにわたって網目状の堀割が巡らされた水郷があります。
堀割をどんこ舟で回る川下りは、柳川観光の目玉にもなっています。

柳川はかつて立花12万石の城下町として栄えた街、いたるところで歴史情緒あふれた景観が楽しめます。町割りや堀割は、ほぼ江戸時代のまま残っているそうです。

 

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