夏の阿蘇、大観峰の日の出をみようと訪れたところ、素晴らしい雲海を見ることができました。ラッキーデーだったみたいです。
ただでさえ、自然の雄大さを感じられる大観峰ですが、非日常的な気分を味わう幻想的な朝散歩となりました。
夏の阿蘇 大観峰で神秘的な雲海を味わいました!
大観峰(だいかんぼう)は、熊本県阿蘇市にある標高935.9m山。
大観峰の詳細
内牧温泉の北東方にある北外輪山の一峰で、360度の大パノラマが楽しめる阿蘇随一のビュースポット。
大観峰展望所からは、阿蘇カルデラやカルデラ壁、阿蘇五岳、そして九重連山を一望することが出来ます。
周囲には広大な草原があり、眼下には、阿蘇の街並みが見渡せます。
お土産店や食事処もあります。
天体観測でも人気な場所。
住所: 熊本県阿蘇市端辺
お問い合わせ:0967-34-1600(阿蘇インフォメーションセンター)
駐車場 あり 無料
大観峰 雲海がみれる時期や時間
雲海は、眼下に見える雲や濃霧のこと。
放射冷却などいくつかの条件が揃って初めて発生する自然現象。
私が雲海を見れたのは、本当にたまたまというか偶然でしたが、阿蘇にて雲海が発生確率が高い気象条件が揃いやすいのは、梅雨明け〜秋の間の早朝だそうです。
【雲海が発生する条件】
・湿度が高いこと。
・前日の日中の気温と当日の朝の気温差が大きいこと。
・風が強くないこと。
調べてみると、前日の夕方頃まで雨が降り、当日は晴天などの日がいいともありました。
放射冷却で冷え込んだ、無風でおだやかな早朝が、雲海を見れる確率が高いようです。
私が行った日は、真夏の30度越えの晴天続きの週末でした。
大観峰に着いたのは、AM5:30。
現地はとても涼しく、風はなし。
植物には、朝露がおりてました。
大観峰の雲海のようす
駐車場に車を停めてすぐの景色。
辺りは霧に包まれてました。
しばらく日の出を待ちました。
日の出のようす。
展望台方面へ歩いて行くことにしました。
朝焼け。
霧が雲海へと。
山が薄っすらと雲に包まれ不思議な感じ。
時間と共に変わっていく幻想的な風景。
見飽きません。
雲海は、とても神秘的。
北外輪山。
九重方面。
「大観峰」は、かつて「遠見ヶ鼻」と呼ばれてたようです。
大正11年に文豪の徳富蘇峰(とくとみ そほう)さんがが、「大観峰」と名づけたそうです。
展望所はいくつかあります。
景色や草花を見ながら、小道を歩くのが楽しいです。
外輪山の尾根を走る道は、草原をかけぬける「ミルクロード」。
時々車の姿を見かけます。
雲の上にいるようです。
「フォトスポット とるぱ 湯浦パーキング」。
大観峰から5、6分。
大観峰から阿蘇市街(内牧温泉方面)に向かう、国道212号沿いにあるフォトスポット「湯浦パーキング」に立ち寄ってみました。
薄っすら雲海でしょうか。
ゆたかな田園風景や内牧温泉街も望めました。