キショウブ(黄菖蒲)黄色い花を咲かせるアヤメ科の植物

黄菖蒲 、鮮やかな花の写真
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「キショウブ(黄菖蒲 )」は、初夏に鮮やかな黄色の花を咲かせるアヤメ科アヤメ属の多年草。池や沼、川、水路などの浅水域に生育する植物。

観賞用に栽培されているハナショウブに黄色系の花がなく、その貴重性から重宝されたようですが、現在は繁殖力がつよく拡散が問題とされ、外来生物法で要注意外来生物に指定されてます。

キショウブ(黄菖蒲 )の特徴や様子

キショウブ(黄菖蒲 )は、アヤメ科アヤメ属の多年草。
水辺や湿地、林縁などで見られる帰化植物。

 

キショウブ(黄菖蒲 )の特徴

西アジアからヨーロッパ原産の植物。
明治時代に観賞用として渡来し栽培が盛んになりました。
現在では、日本全土の湿地に野生化しています。

花期は5~6月で、アヤメやノハナショウブと同じ、外花被片が大型の広卵形で先が下に垂れ、内花被片が小型で直立した黄色の花を咲かせます。

名前の由来は、花色黄色で、葉がサトイモ科ショウブ属のショウブ(菖蒲)に似ていることから。

英名は、Yellow Flag。
黄色い花が小旗のように揺れて見えることからつけられています。

 

繁殖力が強い外来種のため、日本の侵略的外来種ワースト100 指定種.外来生物法で要注意外来生物に指定されています。

 

学名:Iris pseudacorus
科・属名:アヤメ科・アヤメ属
別名:イエローアイリス
原産地:ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジア
開花時期:5月~6月
花言葉:「幸せを掴む」「信じる者の幸福」「私は燃えている」「友情」「音信」「消息」「復讐」

 

キショウブ(黄菖蒲 )の様子

キショウブ(黄菖蒲 )が水辺に群生する姿はとてもきれい。

細長い葉の間からすっと伸びた花茎に、鮮やかな黄色の花を次々に咲かせます。
花は一日でしぼむ一日花。

花は径8cmほど。

花被片は6個。
外側の3個の花被片は大きな卵形で、垂れ下がります。
花弁の基部には褐色の筋があります。

内側の3個の花被片は、小さなへら形で直立します。

雄しべ3個、雌しべ1個。

上から見た様子。

開花前のくるくると丸まった蕾と開花した花。

若い蕾。

葉は幅2~3cmほどで長さが60~100cmほど。
形は剣状。

茎は途中で少数の枝を分け、枝上に1~2個の花をつけます。

初夏に咲くキショウブの花は、鮮やかな黄色で美しいですが、要注意外来生物に指定されている植物。

繁茂した場合は、「在来種との競合、駆逐の恐れがある」とのこと。
交雑による遺伝的かく乱のおそれも指摘されています。

在来種と共存させるのは難しい植物のようです。

キショウブは、小さな根の断片からでも繁殖するため、根絶には手間と時間がかかります。
地下茎から群落を拡大するので、地上部を刈り取ってもすぐ再生するようです。

 

同じ場所に咲いていたキショウブとカキツバタ

水辺に咲くキショウブ。

水辺に咲くカキツバタ(杜若)。
アヤメ科アヤメ属の多年草。

古来より日本にある植物で、江戸時代前半から観賞用に多くの品種が改良されてます。

名前の由来は「書き付け花」で、布に花をこすりつけて染料として使ったことから。

 

水辺に咲く黄色の花の写真

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