黄色のカタバミ5種類 特徴や花の様子

オオキバカタバミのアップ写真
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春が近くなると、黄色の花があちらこちらに目だって来ませんか。

露地や空き地に、黄色のカタバミの花が咲いてる姿もよく見かけたりします。

大きな花が咲く種のものや、地面にへばりついて小さな花を咲かせるもの。
葉が紫になって咲いてるものなど、黄色のカタバミだけでも色んな種類があるようです。

ひときわ目立つ、花が大きいるカタバミは、オオキバナカタバミのようですよ。
道路脇の街路樹の下に植えられていたりもします。

 

春を彩る黄色のカタバミ5種類 特徴や違い 花や葉のようす

カタバミはカタバミ科カタバミ属の多年草。
世界中に分布している植物で、日本では道端や庭、畑など地面を這って自生しています。

 

カタバミの特徴

可愛らし花を咲かせるカタバミですが、繁殖力が旺盛で強い生命力を持ちます。
駆除が大変な厄介者として扱われることも多い。

  • 花びらは5弁。
    日向で花を咲かします。曇り空、雨の日、夕方などは花を閉じてしまいます。
  • 葉は、ハート型の葉を3枚つけます。
    (クローバー(シロツメクサ)とも間違えられやすいですが、クローバーの葉は基本的には丸っこいです。)
  • 花の後にできる実は、円柱形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)。
    熟すとはじけて種子を飛ばします。
  • 「カタバミ紋(もん)」は  古くから家紋とされ100種類以上あるそうです。
    家紋にたくさん使われる理由は、カタバミの生命力・繁殖力の高さからと言われています。
  • カタバミは漢字で書くと、「酢漿草」・「片喰」・「傍食」
    別名:雀の袴(スズメノハカマ)
  • カタバミ全般の花言葉
    「喜び」「輝く心」「母のやさしさ」

 

オオキバナカタバミ

オオキバナカタバミ(大黄花片喰)」

学名: Oxalis pes-caprae
分類: カタバミ科 カタバミ属
原産: 南アフリカ
花期: 春~秋

種小名の pes-caprae は「山羊の足」という意味。先が割れた形をたとえている。

長い花茎を伸ばして大きな黄色い花を数個咲かせる。
(高さは15~30センチ、花径は3~4センチくらい)
葉には黒い斑点がある。葉が地面から生える根生葉。

日本へは園芸植物として渡来。
関東地方より南で逸出したものが野生化してると言われています。

別名:キロハナカタバミ

日当たりの良い空き地や公園などでもよく見かけます。
花が大きいので目立ちます。

 

カタバミ

カタバミ(傍食)」

学名: Oxalis corniculata
分類: カタバミ科 カタバミ属
原産: 不明
花期: 春~秋

種小名の corniculata は「つののある」という意味。

茎は分枝しながら地面をはって斜上し小さく8mmほどの黄色い花を咲かせます。
オクラの様な実を付け、種で広がる。

葉も花も可愛らしいのだけど、花壇などでは、抜いても抜いてもどこにでも生えてくる厄介もの。
熟した果実を触ると、種子がはじけ飛んで行きます。

 

アカカタバミ


アカカタバミ(赤傍食)」

学名: Oxalis corniculata f. rubrifolia
分類: カタバミ科 カタバミ属
原産: 不明
花期: 春~秋

種小名の corniculata は「角のある」という意味。
変種名の rubrifolia は「赤い葉の」という意味。

カタバミの変種。
カタバミより全体が小型で、赤紫色になる品種である。
葉の色が紫色。花は小さくて黄色い。オクラの様な実を付け、種で広がる。

道端や庭の隅などに生える多年草で、どこでもよくみかけます。
緑の葉を「カタバミ」、赤い葉を「アカカタバミ」、カタバミとアカカタバミの中間的なものを「ウスアカカタバミ」と呼ばれています。

 

ウスアカカタバミ

ウスアカカタバミ(薄赤片喰)」

学名:Oxalis corniculata L. form. atropurpurea (Planch.) Van Houtte ex Hegi
Oxalis corniculata L. forma. tropaeoloides (Schlacht.) R. Knuth.
分類: カタバミ科 カタバミ属
原産:不明
花期: 春~秋

全体に赤味を薄く帯びてるカタバミ。
カタバミとアカカタバミの雑種と考えられています。

花の大きさは、カタバミやアカカタバミと同じ位の小さな花。
葉の表は緑色~緑紅紫色でやや赤味を帯びる程度。茎は赤味を帯びる

カタバミやアカカタバミに混じって普通に見られます。
アカカタバミとウスアカカタバミの境界ははっきりしないともされています。

 

※ アカカタバミ、ウスアカカタバミを含めてカタバミとする見解が普通になっているようです。

 

アマミカタバミ

アマミカタバミ(奄美傍食)

学名:Oxalis amamiana
分類: カタバミ科 カタバミ属
原産: 奄美大島
花期: 4月~10月

アマミカタバミは、奄美大島中南部の河川の苔むした岩に生える多年草。
絶滅危惧種に指定されています。

葉も花もとても小さい。
草丈は1~3センチ程、花は約5ミリ程度。

奥深い渓流でひっそり咲いているそうです。

 

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2020-02-07