紫色のカタバミみたいな葉っぱ、クローバーのような葉が庭のあちこちに出現中。
あれ可愛い!と思っていたらどんどん広がって、ピンクの花を咲かせています。
「植えた覚えはまったくないんだけどー」
良く考えてみたら、昨年買ったオギタリス・サンラックのよう。
そのオギタリスは、買ってしばらくするとに枯れてしまったので、すっかり忘れていました。
昨年咲いてたオギタリス、そこからの種が飛んで、今年になってあちこち花を咲かせたようです。
目次
オギザリス・サンラックってどんな植物? 特徴や育て方
オキザリスは、カタバミ科カタバミ属の耐寒性多年草。
カタバミの仲間で800~850種があり、世界に広く分布しているそうです。
形状はさまざまあり、色や形、咲く時期も違うようです。
「オギザリス・サンラック」は、丸葉タイプで銅葉のオギザリス。
シックな紫色の葉に、大きいピンクの花を咲かせます。
学名:Oxalis
分類:カタバミ科カタバミ属
草丈:10~20cm
花期:11~4月
昨年買ったオギザリス・サンラック
昨年の1月に買ったオギタリス。
鉢植えにしましたが、しばらくすると枯れてしまいました。
オギタリスは、とても丈夫で育てやすいと思っていたのに「なんでだろう・・・」なんて思っていたのですが・・
いつの間にかすっかり忘れていました。
それなのに
今年、庭に出現したオギザリス・サンラック
庭のあちこちで芽を出しはじめたようです。
植えた覚えはまったくないので、昨年の花から種が飛んだと思われます。
花壇のすみにも。
バラの根元も占領しはじめました。
オギザリス・サンラックは、葉の色が珍しくて形もクローバーみたいなので、庭のアクセントにはよいかも・・・
オギザリス・サンラックの花
オギザリス・サンラックの花は、とてもステキなピンク色。
懐かしい気持ちにしてくれる可愛いピンクです。
花径は4センチほど。
中心部は黄色。
5弁の花びら。
花も葉も茎が赤い。
開花前は、くるくると渦巻のようで造花のようです。
お日様が当たると開き、暗いと閉じてしまいます。
日が当たった時だけ花を開かせるので、夜になると花を閉じます。
日差しが弱くなる曇りや雨の日も、花を閉じています。
オギザリスの育て方・増え方
オギザリスは、放任でも増えて強健な植物。
水はけとやや水もちのよい土が好み、日当たりのよい場所で花を咲かせます。
肥料はなくても育ちますが、成長期に置き肥や液体肥料を施すと花数も多く、球根もよく増えるそうです。
オギザリスは、球根(分球)でも増えるともありますが、種でもよく増えるようです。
種子が熟すと、果実の中で種子を包んでいた皮の内部の膨圧(細胞内の圧力)が高くなるそうです。
そして、何かの刺激で急に反り、そのとき果実が裂けて種子が飛び出します。
このタネは粘液でぬれていて、人間の足などにくっついて運ばれていくようです。
これで、知らぬ間にあちこち出現していた理由もわかったような・・・
でも、予期せぬ場所に出現したり、増えすぎるのも困りものかもしれませんよね。
白いオキザリス バリアビリス
街路樹の木元に植えられていた「オキザリス バリアビリス」
真っ白の花がとても爽やかでした。
オギザリスは、広がっていくの植物なので、グランドカバーにも良さそうですよ。
オギザリスの花言葉は、「けっしてあなたを捨てません」「輝く心」。