コマツオトメ(小松乙女)ソメイヨシノより少し早めに咲く可愛い桜

美しいコマツオトメ(小松乙女)の花
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コマツオトメ(小松乙女)は、ソメイヨシノより少し早めに咲くサクラです。

優しいピンク色のグラデーションの花が、たわわに咲く様子はとても愛らしく、春の喜びを教えてくれるようです。

コマツオトメ(小松乙女)の特徴や様子

3月下旬に見頃をむかえていたコマツオトメ(小松乙女)。
バラ科・サクラ属の落葉高木。
場所:長崎市の浦上川沿いの遊歩道にある「浦上川桜回廊」。

コマツオトメ(小松乙女)の特徴

コマツオトメ(小松乙女)は、エドヒガン(江戸彼岸)の栽培品種。
ソメイヨシノ(染井吉野)同様に、エドヒガン(江戸彼岸)とオオシマザクラ(大島桜)の交雑に由来すると推定されています。

花色は淡紅白色で、花弁5枚の一重咲き。
形態がソメイヨシノに似ていますが、ソメイヨシノに比べて開花が早く紅色が強いのが特徴。

原木は上野恩賜公園内の小松宮彰人親王銅像の近くにあることから、
小松宮銅像から小松の名をとり、また可愛らしく美しいことから「小松乙女」と名付けられてます。
命名は西田尚道氏。

また、コマツオトメがソメイヨシノの片親であるという可能性も指摘されましたが、コマツオトメはあくまでもソメイヨシノと近縁であるにすぎないことが発表されてます。

 

学名:Cerasus spachiana ‘Komatsu-otome’
原産地:日本
樹形:傘状
花形:一重咲
花の大きさ:小輪〜中輪
樹高:高木
花色:淡紅
開花時期:3下旬~4月上旬(※気候や風土によって誤差はあります。)

 

コマツオトメ(小松乙女)の様子

ソメイヨシノよりも花弁の色が濃いので華やかな印象。

蕾と開花したばかりの花の様子。

蕾や咲き始めは愛らしいピンク色。

淡紅色と表現される優しい色の花。

花弁の先が濃いめのピンク色に染まっています。濃淡がきれいです。

萼筒は筒状鐘形で赤味が強い。
萼片は卵状三角形で青みがあります。
新芽は若緑色。

雌しべ1本。
雄しべ多数。葯は黄色。

花は時間と共に赤味が少なくなるようです。

幹と花の様子。

大木の幹。

紅が強い若い蕾の様子。

蕾と開き始めた花の様子。

蕾の時は、萼筒・萼片・花柄が同じような色で赤味を帯びています。

 

同じ時期に咲いていた「ジンダイアケボノ(神代曙)」

近くで「ジンダイアケボノ(神代曙)」も見頃を迎えていました。

ジンダイアケボノ(神代曙)は、ソメイヨシノ系と推測されている栽培品種。
神代植物公園で発見されたサクラです。

花は一重咲きの淡紅色の中輪。
花弁のピンク色が濃くグラデーションがあり鮮やかです。
樹形は傘状、ソメイヨシノよりやや小型で花付きが良い品種。

花は、色も形もコマツオトメ(小松乙女)とよく似ています。

ジンダイアケボノ(神代曙)は、ソメイヨシノから植え替えする場合の代替品種とし推奨されてるサクラのひとつ。

サクラがかかりやすい、てんぐ巣病に耐性があることからも、今後の普及が期待されてる品種だそうです。

 

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