夏の沖縄観光では、美しい花にたくさん出会えました。
普段なかなか見かけることが出来ない、南国特有の珍しい花があったり。
とってもワクワクしましたよ。
植物が好きな人は、沖縄にはどんな花が咲いてるのか気になりませんか。
きれいな花に出会えるのも旅行の楽しみ、良き思い出にもなりますよね。
目次
沖縄の庭先や観光地で見かけた花々
夏の沖縄旅行は、日差しが強く暑いです。
でも、海風が気持ち良くて以外と過ごしやすかったりします。
観光地へ行ったり、散策してたりするとハットするような鮮やかな沖縄の花を見かけます。
サンダンカ
『サンダンカ』アカネ科の多年生草本。
(開花時期:通年)
小さな四弁花が10~30ほど丸く集まって半球状に咲いています。
夏の沖縄旅行では、一番よくみた花でした。
街中や庭先の生垣に、たくさん咲いてる姿を見かけました。
サンダンカは、沖縄の三大名花の一つです。
(沖縄の三大名花は、デイゴ(4月末~5月開花)、サンダンカ、オオゴチョウ)
「サンダンカ」=「三段花」
沖縄で付けられて名前だそうで、花びらが三段に重なっていること、開花時に三回花が咲くことが理由とされています。
原産地は、中国南部~マレーシア半島。
大陸から琉球経由での渡来だそうです。
花の形は十字のものは、「ベニデマリ、コバノサンタンカ」
サンダンカの花は、ピンクやオレンジ、黄色、白の花色があるそうです。
サンダンカの花言葉:「喜び」「謹厳」「張り切る」「可憐」「熱き思い」
大胡蝶(オオゴチョウ)
『大胡蝶(オオゴチョウ)』マメ科ジャケツイバラ属の熱帯性常緑小高木。
(開花時期:5~11月頃)
別名:オウコチョウ(黄胡蝶)、プルケリマ
群れ咲く様はまさに蝶が舞う如くで付けられた名前で、沖縄の三大名花のひとつです。
カリブ海の小国バルバドスでは国花とされています。
ネムの木に似た葉をつけています。
キバナノオオゴチョウ(黄花の黄胡蝶)
シュッと長く伸びたおしべがキュートです。
おきなわワールドでは、とても大きなオオゴチョウの木がありました。
熱帯ドリームセンターでも咲いてるようです。
花言葉:「自分らしく生きるのが一番」「輝く個性」
プルメリア
『プルメリア』沖縄では、キョウチクトウ科インドソケイ属などの仲間を総称して呼ぶそうです。
(開花時期:6~10月頃)
別名:インドソケイ
南国風だけどしっとりとした印象の可愛らしい花で、とても甘い優しい香りがします。
名前の由来は、フランスの宣教師であり植物学者でもある「チャールズ・プルミエ」氏にちなんで名付けられました。
プルメリアの花は、ハワイでレイの材料にもなっていますよ。
葉や枝を切ったときに出る白い乳液は、有毒なので注意が必要だそうです。
プルメリアの花言葉:「気品」「内気な乙女」「日だまり」「親愛」
アラマンダ
『アマランダ』キョウチクトウ科の熱帯花木。
(開花時期:6~7月頃)
つる植物で、花はラッパ型で先端が5つに裂けています。美しい黄色の花を咲かせます。
別名:オオバナアリアケカズラ
沖縄では、庭木や公園、道路わきなどでも見かけます。
つる植物の特性を活かして、フェンスやアーチに絡ませて栽培できるそうです。
名前の由来は、18世紀スイスの植物学者アラマンの名前にちなんでいます。
シンプルな装いで、可愛い黄色に癒されます~
花言葉:「恋に落ちる前」 「隠された美」 「楽しい追憶」
ハイビスカス
『ハイビスカス』は、アオイ科フヨウ属で常緑の低木の総称です。
(開花時期:通年)
通常、花の寿命は一日で、次々に新しい花を咲かせていきます。
和名: 仏桑花・扶桑花(ブッソウゲ)
沖縄の花と言えば、鮮やかなハイビスカスを思い浮かべたりしませんか。
沖縄では、一年中ハイビスカスを楽しむことができるそうです。
生垣や庭、観光地などいろんな所でいろんな種類のハイビスカスを見かけました。
沖縄の言葉で「アカバナー」や「グソーバナ」などとも呼ばれています。
コーラルタイプのハイビスカス(オレンジフラミンゴ)、風鈴ハイビスカスとも呼ばれることがあるそうです。
ハイビスカスは、園芸品種が多く、花色も豊富な植物です。
と言った感じです。
それも1年中咲いてるなんて羨ましい!
普段みかけない珍しい種類のハイビスカスが、あちこち咲いてて興味深々でしたよ。
蓮(ハス)
『蓮(ハス)』は、ハス科ハス属の多年生水生植物。
(開花時期:5月下旬~9月初旬)
ハスは、水面からすーっと伸びた茎の先に、独特な形の上品な花を咲かせます。
傘になりそうな大きな葉もユニークですよね。
ビオスの丘では、沖縄ならでは?ジャングル池に咲くようなハスの花を見ることが出来ました。
蓮の花言葉は「清らかな心」「神聖」
スパイダーリリー
『スパイダーリリー』は、ヒガンバナ科ヒメノカリス属の多年生球根植物。
(開花期:6~8月)
ハマユウ(浜木綿)に似た感じの花で、白いラッパ状の面白い形の花を咲かせます。
別名:笹蟹百合(ササガニユリ)
名前の由来は、細長い花弁がクモの脚のように飛び出してるので、「スパイダーリリー」
また、中心部の白い膜のような花が蜘蛛の巣に見えることから付いてるそうです。
葉は、斑入りものと緑だけのものがありました。
「古宇利オーシャンタワー」や「熱帯ドリームセンター」の庭で見かけました。
蘭(ラン)
『蘭(ラン)』は、ラン科の多年草。
植物園や温室で見かけました。
美しい花は、「花の女王」とも呼ばれ、ランの仲間は15000種~25000種あるとも言われています。
特徴でもある中心から垂れ下がる唇弁(しんべん)は、花粉を虫に運んでもらうために花びらが進化したものだそうですよ。
花言葉:「美しい淑女」「優雅」
ビオスの丘にある「シャリーベイビー」
とっても甘いチョコレートの香りがする不思議なラン。
海洋博公園「熱帯ドリームセンター」には、たくさんの蘭の展示がありました。
クワズイモの実
最後に、沖縄では大きく育った『クワズイモ』をたくさん見かけました。
こんなに大きくなるのかな~と感心しましたよ。
残念ながら花は見れませんでしたが、オレンジ色の実を見ることが出来ました。
沖縄旅行~見かけた夏の花の感想
トロピカル感いっぱい~♪
沖縄で見かけた美しい花たち、どの花にも感動がありました!
他にも沖縄では、見たことのない珍しい植物がたくさんあって面白かったです。
よき思い出になりました。!!
サンダンカがたくさん咲いてる姿には驚きました。
私も一株育ててるのですが、沖縄に来てイメージが一変してしまいました。
やっぱり熱帯地方の植物・・・生垣に出来るのは沖縄ならではでしょうね。