ツヤツヤとしたハート型の葉がキュートなクワズイモ。
沖縄へ行った時には、自生している大きなクワズイモがあちこちにありました。
珍しいオレンジの実も見ることが出来ましたよ。
沖縄県では、台風の影響がなければクワズイモの葉はグングン育ち、50cm以上になるそうです。成長が早いことから「出世芋」とも呼ばれています。
クワズイモは「食えずイモ」。
シュウ酸カルシウムという毒性成分を含んでいるので、誤食などの注意も必要です。
沖縄のクワズイモの観察(大きさ・花・実・毒)
「クワズイモ」は、サトイモ科のアロカシア属の観葉植物。
クワズイモは、熱帯、亜熱帯地域に分布しています。
日本では、四国、九州、沖縄、小笠原諸島に自生してます。
沖縄では、植物園にはもちろん、家の庭先など様々な場所でクワズイモを目にすることができます。
低地の森林では、林床を埋めることもあるそうです。
沖縄でみたクワズイモの様子
沖縄では、良くみかけたクワズイモ・・・
葉が大きすぎて、最初はクワズイモとは気づかなかった。
艶やかな大きな葉を茂らせています。
いかにも南国風で美しいです。
植物園で見かけたクワズイモ。
茎が太くのびのびと育っています。
もっと大きなクワズイモも見かけたりしましたよ。
きっと、沖縄の亜熱帯の気候が合ってるのでしょうね。
沖縄は、真冬でも10度以下になることはめったにないそうです。
クワズイモの花
クワズイモは、初夏から夏にかけて葉っぱの陰から花を咲かせます。
この様子は、最初つぼみかなと思いましたが花の後みたいですね。
この中に実をつけるようです。
残念ながら花を見る事は出来ませんでした。
クワズイモの花は、水芭蕉(ミズバショウ)の花に似ているそうです。
花からは甘い匂いがするそうです。
クワズイモの花は、白い花穂、「肉穂花序(にくすいかじょ)」を緑から白の「仏炎苞(ぶつえんほう)」が囲んでいる特徴的な姿をしています。
実は仏炎苞が花穂を囲んでいるのは、サトイモ科の花の特徴みたいです。
『花言葉』は、花とは関係くて葉がハート型をしていることから「復縁」だそうです。
面白いですね。
クワズイモの実
葉の影にある鮮やかなオレンジ色が、クワズイモの実です。
近くでみるとこんな感じです。
オレンジ色のツブツブがたくさんあります。
このオレンジ色の実の中に種が入っています。
種の発芽率もよいそうですよ。
クワズイモには毒がある
クワズイモはサトイモの仲間ですが、「食わず芋」の名前の通り食べられません。
クワズイモは猛毒ではないですが、ハスイモやサトイモと間違えて食べて誤食による食中毒が起こっています。
また、汁液が皮膚に触れてかぶれることもあるそうです。
クワズイモには、消化器系や皮膚の粘膜に対して刺激となる「シュウ酸カルシウム」が含まれているのが原因だそうです。
口に含んだ時点で、強い刺激を感じると言われています。
注意も必要ですね!
沖縄の大きなフクギに、寄生?共生?しているクワズイモも見かけました。
ちょっとオシャレなクワズイモも見かけました。
沖縄では、南国の植物がイキイキしている姿を間地かでたくさん見れましたよ!
我が家のクワズイモ
買ってから2年目、一度根腐れして復活したものです。
それでも随分大きく成長してくれました。
こちらもまだ小さい・・・
春から芽を出してるものです。
追記
その後、
クワズイモを地植えしてみました!