クワズイモは、ツヤツヤとしたハート形の存在感ある大きな葉が、特徴的な観葉植物。
鉢植えで育ててるクワズイモの子株を、花壇に地植えしてみたところ、大きくなりすぎ!巨大化してしまいました。
夏に生育旺盛になるクワズイモですが、地植えのクワズイモ、その成長速度にもびっくりさせられました。
目次
クワズイモ 地植えと鉢植えの違いや成長の様子
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「象の耳」とも呼ばれるクワズイモ。
成長が早いことから「出世芋」とも呼ばれます。
クワズイモの特徴
クワズイモはサトイモ科クワズイモ属に分類される亜熱帯~熱帯地域原産の多年草で、日本でも四国や九州、沖縄などで自生しています。
高温多湿を好み、暑さに強い植物。
根茎は棒状で太く、しばしば地表に出ます。
茎の先端からハート型の大きな葉っぱを何本も生やし、葉の姿はサトイモ(里芋)にとてもよく似ています。
名前の由来は、食用に向かないことから「食わず芋(クワズイモ)」と呼ばれるようになりました。
全草にシュウ酸カルシウムの結晶が多く含まれていて、万が一食べてしまうと消化器系の中毒や皮膚の粘膜に刺激を起こす可能性があります。
科・属名:サトイモ科・アロカシア属
別名:イシイモ、ドクイモ、アロカシア
原産地:インド~東南アジア、中国、台湾、日本南部、太平洋諸島、オーストラリア
花期:初夏〜夏
花言葉:「復縁」「仲直り」
地植えのクワズイモ・鉢植えのクワズイモの比較
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「地植えのクワズイモ」と「鉢植えのクワズイモ」。
同じ環境で育てていますが、葉の大きさが全然違います。
こちらの鉢の子株を、庭に植えにしたものですが・・・
子株の方が随分と大きくなりました。
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鉢植えのクワズイモは、購入してから3年以上経っています。
元気に育っていますが、鉢が小さいとあまり大きくはならないようです。
地植えのものは、あっという間に大きく成長しました。
想像以上に大きくなりすぎて、正直ちょっと困っています。
※クワズイモの株分けは簡単です。
株元に生じた子株に根をつけて親株から取り外し、土に植えつけます。
地植えのクワズイモの成長の様子
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3月15日
地植えにしていたことも忘れていたようなクワズイモでしたが、春になると、柔らかい葉が出てきました。
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4月1日
新しい葉も出てきました。
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5月22日
ツヤツヤと葉が美しいクワズイモ。
葉は丸みを帯びていて、先は矢尻のように尖っています。
鉢植えのものと比べると、地植えのクワズイモは最初から葉がとても大きいです。
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7月29日
地植えのクワズイモの葉は、大きなウチワのようです。
茎も伸びました。
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庭を占領し始めるクワズイモ。
他の植物が影になってしまう程・・・
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鉢植えのクワズイモの葉との比較です。
小人と巨人のようで、同じ植物とは思えないような感じです。
まだまだ大きくなる地植えのクワズイモ。
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8月27日
葉脈が美しい大きな葉。
新しい葉は、丸まって出てきます。
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11月2日
新しい株も出てきました。
秋になっても、葉がツヤツヤで成長を続けてるようです。
大きくなりすぎて、写真のおさめるのも一苦労。
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こちらは、夏にみかけた自生していたクワズイモ。(宮崎県)
草丈は2メートル程で、存在感抜群でした。
花が咲いている様子も見かけました。
クワズイモの育て方
クワズイモは、丈夫で育てやすい観葉植物です。
関東以西の暖地であれば戸外に置いて冬越し可能。
健康な成長には太陽の光が必要で、日光が足りないと弱々しくなり、枯れることもあります。
- 置き場所
春~秋は屋外の日あたりの良い場所が適します。
寒い地方は、冬は日あたりの良い屋内へ。 - 水やり
春~秋は土の表面が乾いたら、たっぷりと水やります。
株全体に水をかけると葉がきれいになります。
冬の水やりは、やや控えめにします。 - 肥料
春から秋の生育期の間に、緩効性化成肥料を2か月に1回施します。または速効性の液体肥料を1週間から10日に1回施す。 - 増やし方
株分け、挿し木。
適宜:5~6月ごろ。
※ クワズイモは、水はけが悪いと根腐れを起こしてしまう場合があります。
クワズイモの葉とサトイモの葉は、よく似ています
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「クワズイモの葉」と「サトイモの葉」は、よく似ています。
どちらもハート型の大きな葉が特徴的。
アニメの「となりのトトロ」で、トトロがバスを待っている時に使っていた葉っぱは、サトイモの葉とも言われてますよ。
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サトイモ(里芋)は、東南アジアの原産で、サトイモ科サトイモ属の多年草。
学名:Colocasia esculenta
日本には稲作が始まった縄文時代後期よりも前に渡来したようです。
畑で栽培されることから、「山芋」に対して「里芋」と呼ばれるようになりました。
ハスの葉にも少し似ていますね。