「ディアネラ・タスマニカ・バリエガタ」は、白いストライプが入る葉をもつキキョウランの仲間です。
タスマニアシャガともよばれています。
英名はフラックスリリー。
放射線状にすっと伸びた斑入りの長い葉が、オリズルランにも少し似ている植物です。
目次
ディアネラ・タスマニカ(タスマニアシャガ)の特徴や様子
ユリ科キキョウラン属の常緑多年草。
ディアネラ・タスマニカ(タスマニアシャガ)の特徴
オーストラリアのビクトリア州やタスマニア島が原産。
日本で自生しているキキョウランの仲間です。
おもに放射状にでる剣状葉を鑑賞する植物。
グランドカバーなどでも用いられてます。
花は、初夏〜夏に花茎を伸ばし小さな星型の花を咲かせます。その後、つやのある紫青色の実をつけます。
ディアネラ・タスマニカ・バリエガタは、斑入りの品種。
ディアネラ・タスマニカ・バリエガタの様子
白の外斑がきれいでスタイリッシュな植物。
爽やかな葉をワサワサと茂らします。
「斑入りキキョウラン」とも呼ばれるようです。
キキョウラン(桔梗蘭)は、花の色がキキョウに、葉がランに似ることから名前がついています。
花は、黄色い葯が目立つ、青っぽい小さな花を咲かせます。
オリズルランにも似ていますが、葉が大きめでしっかりした印象がします。
オリヅルラン(ソトフオリヅルラン)の様子
オリズルラン(折鶴蘭)は、キジカクシ科オリヅルラン属。
南アフリカ原産の常緑多年草。
よくみかけるものは、斑入り品種で、
葉の内側(中央部)に白いストライプが入る「ナカフオリヅルラン」と、外側に白い斑(覆輪斑)が入る「ソトフオリヅルラン」があります。
オリヅルランは春~秋にかけてランナー(匍匐茎)の節から白い花を咲かせます。
ランナー(匍匐茎)につく子株がオリヅルの様に見えることから、オリヅルランと呼ばれています。