秋が深まる11月の下旬、東彼杵郡東彼杵町の龍頭泉(りゅうとうせん)を散策してきました。
龍頭泉は、多良山系の渓谷で自然美に恵まれた景勝地。
千綿川の清流に沿って48の滝と淵が連なり、千綿渓四十八潭(ちわたけいよんじゅうはちたん)とも呼ばれています。
目次
龍頭泉 千綿渓四十八潭ってどんなとこ? 紅葉や滝のようす
国道34号線、大村市と東彼杵町の境付近にある『龍頭泉』の看板を目印に山側へ
山の中の道を、ずんずんと進んでいきます。
(ちょっと心細くなるかも・・・)
「龍頭泉」という名は、江戸時代の儒学者・広瀬淡窓が、大村藩主に招かれて千綿渓に遊んだ際に、その美しさに心を打たれ、渓谷全体を称し「まるで巨大な龍が横たわっているかのようだ」と評し、名付けたものと伝えられています。
竜頭泉、山道(車道)からの紅葉のようす
車道を上がって行くと、山は秋色へ
大自然の中、モミジが色づいてとても綺麗でした。
山の中の秋は、爽やかでとてもいいですね。
気持ちがスッキリします。
人も車も少ないので、ゆっくり散策できます。
ハイキングするには最高かも。
龍頭泉近くの駐車場付近のようす クライミングする人の姿が・・
車道を上りつめると、駐車場があり広場になっています。
そして、もうやっていないソーメン流しのお店がありました。
ここからの散策は、川沿いの遊歩道を歩く感じになります。
車はここで行き止まりです。
そうそう、駐車場の前には、びっくりするほどの大きな岩がそびえ立っていました。
凄い岩場、
クライミングしている人達の姿を見かけました。
カッコイイですね。
竜頭泉、遊歩道からの滝や淵、紅葉のようす
散策道は、こんな素敵な景色が次ぎ次ぎにあらわれます。
足場が良いとは言えないので歩きやすい靴がおススメです。
途中、道が狭かったり、暗かったりもします。
途中いくつもの滝をみることが出来ました。
岩の形がきれいですね。自然の造形美。
水辺には、いろんな植物も生えています。
水のせせらぎも気持ちがいいー
鳥の声もたくさん聞こえます。
散策道の方は、あまり紅葉する木がないのかな?
所々で、優しい色に紅葉しているモミジを見かけました。
散策道は、誰もいなくて迷子になりそうで少し怖かった。
でも冒険気分を味わえたかも・・・
龍頭泉の食事処
龍頭泉への道には、、美味しい川魚(鯉・虹ます・うなぎ・鮎・すっぽん)料理が味わえる「龍頭泉荘」や龍頭泉の湧き水カフェ「風水庵」がありました。
今回、「風水庵」におじゃましてランチを頂きましたよ。
お店のすぐ下には、龍頭泉(千綿渓四十八潭)のひとつ「蓮花淵」があります。
近くで見るとかなり迫力があります。
青みがかった深い色の滝壺もきれい。
気持ちがよくてずっと眺めていたくなる滝でした。
住所:長崎県東彼杵町東彼杵郡太の浦郷他
交通アクセス: JR千綿駅から車で約15分
手つかずの大自然がありましたよ。秋の紅葉の彩りと滝や川のせせらぎに癒されました。
ちょっとしたハイキングでした!