9月の三連休に、竹田市の七ツ森古墳周辺に咲く彼岸花を見に行ってきました。
赤いお花畑に感動!
一面に群生している素晴らしい彼岸花を堪能出来ましたよ。
ここは、大林宣彦監督の映画「22才の別れ」での回想シーンに登場した彼岸花だそうです。
とてもステキなところでしたよ。
七ツ森古墳周辺に咲く彼岸花が最高に美しかった!
「七ツ森古墳(ななつもりこふんぐん)」に咲く彼岸花の本数は、およそ20万本。
広さは、2反(600坪)ほどだそうです。
見ごろは、9月中旬から9月下旬頃。
毎年、彼岸花祭りが行われ、神楽やカラオケ大会、野菜の即売などがおこなわれています。
アクセス・駐車場
「七ツ森古墳群」は、大分県竹田市菅生にある古墳群。
古墳時代前期に造られた古墳とされています。
住所:大分県竹田市菅生戸上(とうえ)370-2
「道の駅すごう」から1kmほどの国道57号線沿い。信号横の看板が目印です。
「駐車場」や「トイレ」も完備されています。
🚃:豊後竹田駅から車で約16分
七つ森古墳周辺の彼岸花
古墳群の敷地へ一歩足を踏み入れると、思わず「うぉ~」一面を彩る彼岸花に感動します。
「はるばる来てよかった!」
古墳の森に咲く彼岸花~なんとも神秘的というか、非日常というか・・・
なかなか見ることの出来ない彼岸花の群生がありました。
すっと伸びた爽やかな緑の茎、真っ赤に咲く花火みたいな不思議な花。
しっかり魅了されてしまいましたよ。
小径になっている所もあります。
ちょっと嬉しい!
鮮やかな彼岸花が、たくさん咲いています。
彼岸花は、花茎の先端に、5個~8個の花が丸くかたまってふんわりと咲く花。
アップにしてみるとこんな感じです。
6~7枚程の花びらが反り返っていて、長い雄しべが目立ちます。
彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
秋のお彼岸の頃に咲く花として親しまれています。
別名の「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味だそうですよ。
彼岸花って、なんだか不思議な感じが満載な花ですよね。
七つ森古墳群
七つ森古墳群は、もともと七基の古墳があったようです。
入口に、七つ森古墳群の説明掲示板がありました。
史跡 七つ森古墳群
この古墳群は、名称が示すように、もともと七基の古墳があったが現在は四基である。
昭和二十九年の調査で、A・Dの古墳と、B・C前方後円墳が確認された。
この古墳群は、豊肥地区において、最古の畿内型古墳と考えられこの地域の原始古代文化を研究するうえで重要である。以下省略
古墳群の形式、石棺の構造、出土品などから、古墳時代前期に造成された豊肥地区で最古の畿内型古墳であると推定されているそうです。
古墳時代前期というと3世紀中頃でしょうか。
石碑があります。
1959年5月13日に国の史跡に指定されています。
A号墳
A号墳は、直径20メートル、高さ4メートルの円墳で、発掘された舟形式石棺の石枕が小さいこと等から、被葬者は生後間もない幼児であると考えられているそうです。
「古墳の墳丘に登らないで下さい。」と書いてありますよ。
七つ森古墳を1週したようです。
古墳を囲んでる小さな水路がある道を通ってみました。
もうちょっぴり秋の気配ですかね。
周辺は畑があり山々を見渡せるのどかな景色が広がります。
穏やかで気持ちの良い場所でした。
近くには、萩の里温泉がありました。
しっとりとして気持ちのよい温泉です。
露天風呂からは、くじゅう連山の眺望が楽しめましたよ。
泉質:炭酸水素塩泉
日帰りだと、1,100円で入浴セットになったメニューがあってお得感満載。
この時期、くじゅう花公園では、オータムフラワーフェスタが開催中。
千日草やベコニアが見ごろを迎えています。