ヒガンバナ(彼岸花)に似ている花達

ヒガンバナの写真
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ヒガンバナ科ヒガンバナ属の植物は、花の季節に葉がなく、葉の季節には花が見られないのが特徴です。

真っ赤な花が印象的は「ヒガンバナ」は、秋のお彼岸頃になると花を咲かせます。
シロバナマンジュシャゲ」は、白い花を咲かせるヒガンバナ。
赤いヒガンバナと一緒に咲いてる姿も目にします。

ナツズイセン」は、夏にピンク色のヒガンバナに似た花を咲かせます。

7月中~下旬頃に開花するオレンジ色の「キツネノカミソリ」もヒガンバナの仲間です。

キラキラ輝くことで名がついた「ダイアモンドリリー(ネリネ)」は、ヒガンバナ科のネリネ属ですが、晩秋にヒガンバナに似た花を咲かせます。

ヒガンバナ(彼岸花)の仲間、よく似た花たち

ヒガンバナの群生

赤いヒガンバナをはじめ、ヒガンバナの仲間は「リコリス」とも呼ばれてもいます。

葉が生えてくる前に花茎を伸ばし、頂部に花を咲かせる球根植物。

ヒガンバナ属の植物には、学名に「Lycoris(リコリス)」の文字がついています。

 

ヒガンバナ(彼岸花)の特徴

ヒガンバナ(彼岸花)」は、秋のお彼岸頃に咲く花。
田んぼや土手を赤く染める、馴染み深い日本で親しまれてきた植物。

秋になると地中から花芽を出して、ひゅんと伸ばした茎先に、直径約10cm前後の放射状の独特な赤い花を咲かせます。

花が終わった後に葉を出し、春が過ぎたころに葉を落として休眠状態になります。

別名は、「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」が代表的ですが「地獄花」「捨子花」「死人花」「幽霊花」など1000以上の別名があるようです。

花は、花茎の上に通常6個の花がつきます。
1つの花の花びらは6枚で、雄しべは6本、雌しべは1本で、長く飛び出ています。

学名:Lycoris radiata
科・属名:ヒガンバナ科・ヒガンバナ属
原産地:中国
開花時期:9月~10月頃
花言葉:「情熱」「諦め」「独立」

 

シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)

シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)」は、九州でよく見られるヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。

赤いヒガンバナの白花と言った感じで、同じ頃に花を咲かせます。
別名で「シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)」、「リコリス・アルビフローラ」の名でも流通しています。

シロバナマンジュシャゲは、赤色のヒガンバナと黄色のショウキズイセン(鍾馗水仙)の自然交雑種と言われています。

株により花の色に差があります。
黄色みを帯びたものや、赤みを帯びたものなどがあります。

学名:Lycoris albiflora
科・属名:ヒガンバナ科・ヒガンバナ属
原産地:中国、日本
開花時期:9月~10月頃
花言葉:「また会う日を楽しみに」「思うはあなた一人」
白い彼岸花の花の写真

白い彼岸花 白花彼岸花(シロバナヒガンバナ)の特徴や様子

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ショウキズイセン(鍾馗水仙)

ショウキズイセン(鍾馗水仙)」は、温暖な四国、九州、沖縄の山野に自生するヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。

9月~10月頃に彼岸花とよく似た黄色い花を咲かせます
別名は「ショウキラン(鍾馗蘭)」。

茎先に花径6、7cmの鮮やかな黄色い花を横向きに数輪ずつつけます。
葉は線形で、花の後に出て翌年の夏までに枯れます。

花びらは彼岸花に比べ幅広く、リボンのように波打つふちが特徴です。

名の由来は、花弁が波打っている様子が、道教の神様である鍾馗様の髭に似ているからと言われています。

ショウキズイセンと秋遅咲きのキツネノカミソリとの自然交雑種に「アケボノショウキズイセン(曙鐘馗水仙)」があります。

学名:Lycoris traubii
科・属名:ヒガンバナ科・ヒガンバナ属
原産地:中国、台湾、日本
開花時期:9月~10月頃
花言葉:「追想」「深い思いやりの心」
黄色ヒガンバナ、ショウキズイセン(鍾馗水仙)の花

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キツネノカミソリ(狐の剃刀)

キツネノカミソリ(狐の剃刀)」は、本州から九州に生育するヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
山野で見かける植物で、夏にオレンジ色の花がとても綺麗です。

キツネノカミソリも「花は葉見ず、葉は花見ず」ですが、普通の彼岸花と違い、早春の頃に先に葉が出て、夏に枯れ、その後に花が咲く種類になります。ヒガンバナと比べると小ぶりで花弁の数も少なくユリの花にも似ています。

名前の由来は諸説ありますが、キツネの出そうなさびしい場所に生え、葉が剃刀に似ることから名がついたとされます。

キツネノカミソリの変種に関東以西に生える「オオキツネノカミソリ」があります。

学名:Lycoris sanguinea
科・属名:ヒガンバナ科・ヒガンバナ属
原産地:日本、朝鮮半島
開花時期:8月~9月頃
花言葉:「妖艶」
沢辺に咲くキツネノカミソリの群生

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ナツズイセン(夏水仙)

ナツズイセン(夏水仙)」は、人里近い山野や道端で普通に見ることが出来るヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。「ハダカユリ(裸百合)」とも呼ばれています。

花はヒガンバナに似ていて、夏にピンクのヒガンバナ?って思ってしまいそうな植物です。

名前にスイセンとありますが、スイセンの仲間ではなく、葉っぱの形がスイセンのそれと似ていて、花が夏に咲くことが名前の由来です。

早春に球根から帯状の葉を出して、30cm~50cmの長さに伸びます。夏前に葉はすべて枯れ、真夏になると球根から花茎を長く伸ばし、その先端に直径8㎝ほどの数輪の花を付けます。
花色はピンクのみ。

花の時期に葉が無いことから「マジックリリー」とも呼ばれます。

学名:Lycoris squamigera
科・属名:ヒガンバナ科・ヒガンバナ属
原産地:不明
開花時期:8月~9月頃
「深い思いやり」「快い楽しさ」「楽しむ」「悲しい思い出」「あなたのために何でもします」

 

ダイヤモンドリリー(ネリネ)

ダイヤモンドリリー(ネリネ)」は、南アフリカ原産で、ヒガンバナ科ネリネ属の多年草。
晩秋にヒガンバナによく似た美しい花をつけます。
別名は、「ヒメヒガンバナ(姫彼岸花)」。

ヒガンバナと違って花が咲いているときに葉っぱがあります。
開花時期は10月中旬~12月頃。
薄いピンクから濃いピンク、赤、オレンジと花色にもバリエーションがあります。

すっと伸びた1本の茎に10輪位花を付け、一つの花の大きさは5~6㎝ほど。
花が咲き始めると、葉が出てきて冬中繁ります。

花びらがキラキラと輝いて見えることから、「ダイヤモンドリリー」という別名がつけられました。

学名:Nerine
科・属名:ヒガンバナ科ネリネ属
原産地:南アフリカ
開花時期:10~12月
花言葉:「箱入り娘」「麗しい微笑み」「また会う日を楽しみに」

 

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