ハイビスカス ジョホールは、ピンク色のグラデーションがとても綺麗な花を咲かせる、オールドタイプのハイビスカスです。
温室の中では、真冬でも愛らしい花をたくさん咲かせていました。
目次
ハイビスカス ジョホールの特徴や様子
1月 温室の中で咲いていたジョホール。(山茶花高原ハーブ園)。
アオイ科の常緑広葉樹。
ハイビスカス ジョホールの特徴
ジョホールは、オールドタイプのハイビスカスです。
オールドタイプは在来系で、交配の歴史が古く、多くの改良品種の元となっています。
暑さや寒さに比較的強く、花つきがよい園芸種です。
ハイビスカスの園芸種は世界で、5000種を超えると言われています。多くはハワイ(他 フロリダ、オーストラリア等)で作出され、最初の交配記録は1872年と言われています。園芸種はハワイアンタイプ、コーラルタイプ、オールドタイプの3つのタイプに分かれます。引用:熱帯ドリームセンター
花はピンク系で、深裂した円形の一重咲き。
上向きに花を咲かせます、
中央は濃いピンクで、外側に向けて淡い色にグラデーションが広がります。
花径:7~10cmの中輪。
開花時期:周年。
学名:Hibiscus rosa-sinensis L.cv.‘Johore’
ハイビスカス ジョホールの花
花冠全体が上向きに咲いています。
花弁は外側に反りがあり、縦に皺が走ります。
淡いピンクから濃いピンクのグラデーションが美しく透明感があります。
花弁5枚の両性花。
中心には、筒状に合わさった多くの雄しべが突き出ています。
葯は黄色。
先端に雌しべがあり、先端部は5裂。
花は、葉の付け根(葉えき)につきます。
枯れ始めた花。
ハイビスカス ジョホールの蕾(つぼみ)
若い蕾は、苞葉とガクがめだちます。
リップクリームのような蕾。
蕾にも縦皺があります。
ハイビスカス ジョホールの葉
葉は楕円形で互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があります。
ハイビスカスは常緑低木です。
暖かい場所であれば、一年中深い緑色の葉を茂らします。