サフランは、土や水がなくても育つ不思議な植物。
皿や器に転がして、部屋に置いておくだけで花を見ることができますよ。
8月に園芸店で買ったサフランの球根、12月になったら綺麗な紫色の花を咲かせてくれました。
器での栽培は、ほったらかしでも大丈夫。
花が咲いた時は、感動ものです!
サフランを器で育ててみました! 土なし水なしでOK
サフランは、秋咲きのクロッカスの一種。秋に紫色のかわいらしい花が咲かせる球根植物。
サフランってどんな植物?
サフランは、ヨーロッパの地中海沿岸が原産。
一般的には、球根を8月頃土に植えつけます。
植えつけ後は、マツの枝のような葉が出て、10月中旬から12月中旬に花を咲かせます。
もともとは染料、香料、薬用として多く栽培されていたそうですが、今は観賞用としても利用されています。
赤いめしべは、料理の天然着色料としてご利用されています。
パエリアやブイヤベースなど、スペイン料理を中心にスパイスとしてもよく使われます。
科名 / 属名:アヤメ科 / サフラン属(クロッカス属)
学名:Crocus sativus
別名:番紅花(ばんこうか)
サフランの花言葉は、「陽気」「喜び」「歓喜」「節度の美」
サフランの土なし水なし栽培 球根~開花
8月の半ばに買ってきたサフランの球根
12月の半ばには、花が咲きました!!
花が咲くと感動!紫の花がとても綺麗です。
育て方は、ほったらかし。放置状態。
環境場所は、普通に部屋の中に置いていただけです。
(直射日光などが当たらない場所がよい)
球根を買う時に、「お皿に置いて置くだけでも花が咲きますよ!」
と、言われましたがその通りでした。
長い間うんともすんとも変化がなく「大丈夫かな?」って思いましたが、12月になって茎がスッと伸び始めたと思ったら、あっと言う間に花が咲きました。
サフランの花のようす
一つの球根から、二輪程の花が咲きました。
花弁は6枚で、花の中央には黄色い雄しべと赤い雌しべがあります。
蕾の先は、赤い雌しべ。
1つの花には、赤く細い雌しべが3本。花が開くと垂れ下がってきます。
赤い雌しべを集めて乾燥させたものが、高級スパイスの「サフラン」。
外に出してみてみると・・
茎がひゅんと伸びて、花を咲かせてる様子。
地植えと違って、葉は出ていません。
本来は、お日様が大好きな植物のようだけど・・・
サフランは、とてもキュート!
薄紫の花色が、とってもきれいです。
器での栽培は、ほぼ放置で簡単でした。
机の上に、ちょっと置いておくだけでも良さそうですね。
咲くと、とても癒されますよー
花が終わった球根は、肥沃な土の中に植えるとよいそうです。
翌年の4月下旬には新しい球根が育っているので掘り上げ、風通しの良い場所で保管すると来年も花を咲かせるそうです。
気温が15度を下回ると咲くとも言われています。
花は、1週間以上咲いてくれて、部屋を明るくしてくれました。