とても素敵な本を紹介したいと思います。
『ひでこさんのたからもの。』『あしたも、こはるびより。』の2冊、
最初は、友人から借りて読んでみた本ですが、
どうしでも手元に置いておきたくて購入した本です。
私の宝物です。😊
暖かい気持ちになるとっても良い本ですよ。
愛しい気持ちになりますよ。
「こんな生活がしたい」と思わせる理想の老夫婦のお話しでした。
2017年に、「人生フルーツ」という映画も公開されています。
『ひでこさんのたからもの。』『あしたも、こはるびより。』
この本は、
津端(つばた)夫婦、「ひでこさん」と「しゅういちさん」、ふたりの丁寧で優しい日常の暮らしが綴れれています。
春夏秋冬の暮らしぶり、季節のお料理・・
『あしたも、こはるびより。』は、
英子さん83歳、しゅういちさん86歳の時、
『ひでこさんのたからもの。』は、
第二弾で、その後の英子さん87歳、しゅういちさん90歳の暮らしです。
(しゅういちさんの病気をきっかけに、断塩生活に踏み切ったひでこさんのお話しやレシピなども書かれています。)
どちらも写真が豊富、読み応えも十分で、とても楽しめます。
愛知県のニュータウンで、木を植え、家を建てて、畑を耕して、自然と寄り添いながら穏やかに暮らされてる夫婦の日常。
つばた夫妻の生活、
ご夫婦の終の棲家、夢だった菜園生活、
住まいは、高い天井と太い梁のある丸太小屋、
尊敬する建築家のアントニン、レーモンド氏の家を参考にしたそうです。
玄関はなく、仕切りを無くした72平米のワンルームでの生活、
自分たちが食べる野菜のほとんどは、畑からだそうです。野菜70種、果物50種、
200坪の畑、化学肥料は使わずに落ち葉と野菜くずで肥料も作っているそうです。
越してきた頃は、石ころだらけの造成地だったそうです。
つばたしゅういちさん
津端修一(つばたしゅういち)さんは、1925年生まれのB型、
東京大学を卒業後、建築家として公団初期の全体計画を手がけるなどのご活躍をされ、その後、大学教授、評論家としても活躍。
ヨットが大好き、お金に余裕がないときも、ヨットだけには費やしたそうですよ。
苦手なことは、悲しい話しや出来事、
優しい性格なんでしょうね。。
つばたひでこさん
津端英子(つばたひでこ)さんは、1928年生まれのO型、
老舗の作り酒屋の娘さん。27歳で結婚。専業主婦をされています。
おおざっぱな性格?だそうです。
好きなことは、畑、料理、編み物、機織り、手間ひまかけて行う手仕事。
自分で食べるより、みんなにおいしいと食べてもらうのがうれしいそうです。
おおざっぱな性格では出来ないことばかりですよね。
とても愛情ゆたかな人だと思いました。
素敵な暮らし
種まきから始まって、収穫の喜び、そして工夫された美味しそうなお料理へと大変身・・・
春、夏、秋、冬、と季節のうつろいも楽しめますよ。レシピもたくさん。
幸せ感がじゅわ~と、伝わってきます。
けんからしいけんかもしたことのない夫婦の秘訣、
今も幸せ、昔も幸せ、まだまだやりたいことがいっぱいあるの~と語る英子さん、
リタイアした後の生活や夫婦のあり方にも、とても参考になる本だと思います。
スローライフや自給自足に興味がある人、
お料理が好きな人、
保存食つくりに興味がある人、
かなり楽しめると思います。
映画「人生フルーツ」
津端(つばた)夫婦のドキュメンタリー映画も2017年に公開されました。
ナレーションは、樹木希林さんです。
料理や菜園が好きで興味があることもなのですが、
とても優しい気持ちになる事です。
上手に表現できないでのすが、忘れかけてしまいそうになる何かを再発見できる本、
大切なことを大切にしていきたい気持ち、
私にとっては、いろんな事を考えさせられる本でもあります。