諫早市の高台、宇都の霊場に鎮座する御館山稲荷神社(みたちやまなりじんじゃ)は、自然豊かな小高い丘の上にあります。
2月の中旬、梅園では白い梅がたくさん咲いていて見頃へと。
とても綺麗な梅の花に、ほっこり癒されてきました。
諫早市 御館山稲荷神社の梅が見頃へ
御館山稲荷神社(みたちやまなりじんじゃ)
御館山は、標高99mの都市公園で、源為朝が頂上に館を築いたことから名がついてるようです。
御館山は、一千三百余年昔の大宝年間(西暦七〇一~七〇三年)に、行基菩薩が九州巡行の折、五智光山として開基された。平安末期、鎮西八郎為朝が館を築き武術を練ったことから、御館山と呼ばれるようになったと伝えられている。
山頂には元禄五(一六九二)年 五智光山 四面上宮、宝暦元(一七五一)年 豊前英彦山の豊前坊が鎮座されている。また山中には霊塚が多数散在し、稲荷信仰の霊地として「幸恵美山―こうえみさん」と民衆の崇拝で賑わってきた。引用:御館山稲荷神社
アクセス
御館山稲荷神社
神社:長崎県諫早市宇都町61-1・61-3
社務所:長崎県諫早市永昌町42-13
🚗長崎駅より約30分
JR諫早駅より徒歩約18分
諫早バスターミナルより徒歩約20分
梅のようす
御館山稲荷神社の梅園は、本殿の駐車場から少し上がった所にあります。
行った日は、2月11日の建国記念日。
寒い冬日ですが、よいお天気。
梅園には、白い梅の花がたくさん咲いています。
辺りは、やわらかい優しい香りが漂っています。
ここの梅はほんと美しく、見入ってしまう。
あまりの可愛さに、心はポカポカ。
ガクの赤さが、白梅の美しさを一層引き立ててるようです。
白色の花をつける「白梅」の花言葉は、「気品」。
青空に映える白梅もいいものです。
コントラストが清々しい。
梅の花は、サクラのような花柄はなく、枝に直接咲いているような風貌です。
梅の花びらは5枚。
黄色い花粉をつけた雄しべが多数あります。
雌しべは1本。受粉すると、付け根の部分がどんどん膨らんで梅の実になります。
ここは高台にあるので、見晴らしもよい場所。
山間に見えるドームみたいなものは、長崎県立総合運動公園の「トランスコスモススタジアム長崎」で、ここではサッカーのJリーグも開催されてます。
まだまだ蕾も多いので、見頃はながく続きそうです。
本殿・展望台
梅園からみた本殿。
境内の案内。
御館山稲荷神社の境内には、本殿以外にも『鎮西八郎為朝ゆかりの矢受け石』『四面上宮と船魂明神』『開運の神として知られる豊前坊』『奥殿』『狐の巣穴』など参拝場所が点在しています。
また春には、満開の桜や桃、秋には境内から望む中秋の名月など四季折々の風情を感じることができます。と書かれています。
ここは雲仙岳や有明海を見渡せる高台にあるので、初日の出スポットとしても有名のようです。
本殿の奥は、社務所。
御朱印やお守りが色々ありました。
上へ上へと登っていくと、展望台がありました。
気持ちよさそうなベンチです。