佐賀県の鹿島市の「祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)」で、梅の花や日本庭園の寒牡丹が見頃を迎えていました。
香り豊かな梅や、冬に咲く牡丹は乙なもの、花が少ない冬に見れる貴重な花達にとても癒されました。
冬の祐徳稲荷神社 梅や寒牡丹が見頃を迎えて素敵!
祐徳稲荷神社は、貞享4年(1687年)肥前鹿島藩主鍋島直朝公の夫人花山院萬子媛が、朝廷の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧請された稲荷神社。
佐賀県鹿島市古枝乙1855
祐徳稲荷神社 0954-62-2151
公式サイト:https://www.yutokusan.jp/
京都の伏見稲荷大社、茨城の笠間稲荷神社と共に、日本三大稲荷の一つに数えられているそうです。
外苑で見かけた梅の花
祐徳稲荷神社の外苑に、優しいピンクの八重咲の梅の花が見頃を迎えていました。
春の訪れを告げてくれる梅の花。
梅の花言葉は「高潔」「忍耐」「忠実」。
色別だと、紅梅の花言葉は「優美」、白梅の花言葉は「気品」だそうです。
日本庭園の冬の花 梅・寒牡丹・椿
祐徳稲荷神社にある日本庭園は、手入れがされた美しい庭園。
入ってすぐお迎えしてくれた梅の花。
とても美しく見とれてしまいました。
梅の木の原産は中国。
約2000年前に著された中国最古の薬物学書「神農本草経」には、「梅」がすでに記載されているそうです。
日本には弥生時代に伝わったとされ、古くから観賞用の花として愛好されてたようです。
こんな可愛い梅の花も。
防寒のワラ囲いの中で、大輪の花を咲かせてる冬の牡丹。
通常、牡丹は春~初夏の花。
5月頃に咲いてる姿をよく見かけますが、こんな寒い冬に咲いてる姿には感激します。
美しい八重咲きの見事な花を咲かせてます。
「立てば芍薬、座れば牡丹」と言われる言葉が、やっぱりピッタリですね。
寒牡丹の花言葉は、「高貴」「富貴」「壮麗」。
優しいクリーム色の寒牡丹。
透き通ったような真っ白な花びら。
冬の寒い時期に咲いてる「寒牡丹」には、たくさんパワーをもらいました。
椿は、やっぱり冬の健気な代表花。
ついつい見惚れてしまいます。
ツバキの学名は「カメリア・ジャポニカ」。
その名の通り日本原産の植物。
ちなみに梅や牡丹は中国産です。
椿の花言葉は、「控えめな優しさ」 「誇り」。
凛とした花の印象と、香りが控えめなところが由来のようです。
冬の日本庭園のようす。
モミジの木にはチラチラ種が残っていて花のよう・・
春の訪れを待ってるようですね。
柊南天(ヒイラギナンテン)の花も咲いていた
祐徳稲荷神社内には、ヒイラギナンテンの花が咲いていました。
ヒイラギナンテンは、ギザギザの色の葉で、早春に長い花穂に多数つく黄色い花を咲かせます。フレッシュで可愛い花です。
「ヒイラギのようにとげのあること」 + 「果実のつき方がナンテンに似ること」からの名前のようです。
また、祐徳稲荷神社の参道には門前商店街があります。
江戸時代から続いてる情緒たっぷりの場所で、約400メートルの道のりに食事やお土産の店が立ち並んでいます。
近くには「ひぜん祐徳温泉 宝乃湯(ゆうとくおんせん たからのゆ)」という温泉施設もあります。(祐徳稲荷神社から車で5分ほど)
露天風呂やサウナも充実していて、リフレッシュにも最高ですよ。
あったまりました~♨
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