梅雨の合間を見はからって、大分県の飯田高原にある水生植物園「千町無田水田公園」へ行ってきました。
大自然のただ中に存在する広大な水田公園は、ジブリの世界が広がってるような場所でした。
爽やかな高原の風に吹かれて、水辺の花と雄大な景色を楽しめました。
目次
千町無田水田公園(せんちょうむたすいでんこうえん)ってどんなとこ?
千町無田水田公園(せんちょうむたすいでんこうえん)は、九重連山の麓にある水田地帯の休耕田を利用した広さを利用した約1.8haの花公園。
千町無田水田公園の詳細
- スイレン 5月中旬~9月下旬
- カキツバタ 5月下旬~6月上旬
- ハナショウブ 6月下旬~約2週間
- ハナナス 7月中旬~8月中旬
他にも水生、湿地性草花あり、水生生物もいます。
開園期間:5月中旬~9月下旬(無休)
営業時間:8:00~17:00
入園料:400円(大人)/中高生200円
駐車場:無料
HP:千町無田水田公園
アクセス
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野2415-451
大分自動車道、九重ICより車で約30分
千町無田水田公園の風景
千町無田は、大分県西部、九重町東部の湖跡平地にあります。
飯田高原の北東部にあたり、標高870メートルほどで水田地帯が広がる場所。
大自然の中、穏やかな空気を感じれる公園でした。
夏の自然の彩りを十分に感じることが出来て、満足なひと時となりましたよ。
空以外は緑一色~?
どこまでも続くようなハス畑ですね。
遊歩道があるので、まじかでお花を楽しめます。
千町無田水田公園の水生植物
一番目を引くのがスイレン・・・
水田公園には、いろんな種類のスイレンがあります。
ただ写しただけなのに・・・
なんだか芸術作品みたいな美しさのスイレン
公園内には、いろんな種類のスイレンが栽培されています。
「コウホネ(河骨)」(スイレン科/コウホネ属)
花茎の先端に黄金色の花を一輪咲かせています。
ちょっと変わったスイレンですね。
水の中の太くて白い地下茎が、白骨みたいなことから名付けられたとか。
葉の形も、良くみかけるスイレンとは違いますよね。
コウホネの種類は、7~20種類ほどと言われています。
花色が赤色の「ベニコウホネ」も見かけましたよ。
白い花が可愛い「ウォーターポピー」(ハナイ科ミズヒナゲシ属)
和名は、水雛芥子(ミズヒナゲシ)
確かに、ポピーに似た感じの花です。
でもケシ科の植物ではありませんよ~。スイレンでもありません。
花言葉:幸運が来る
スイレンと空
スイレン池には、夏の空が映っていて綺麗でした。
白いスイレンと夏空
水の中に咲いてるスイレンって、涼しげで癒されます。
プカプカっと浮いてる花の様子も、なんとも自由な感じで良いですよね~
近くで見れば、ハットするほど美しいし。
千町無田水田公園を彩る花々
土手には、ユリっぽいいでたちの黄色の「ヘメロカリス」がたくさん咲いていました。(ワスレグサ科 / ワスレグサ属(ヘメロカリス属))
別名「デイリリー」とも呼ばれています。
一日花で、花は短命で一日でしおれてしまう花ですが、1本の花茎にたくさんの花を咲かせています。
「ウォーターカンナ」(クズウコン科/ミズカンナ属)
穂先になんとも可愛らしい紫色の花を咲かせています。
湿地や沼沢地に生える水生植物で、「ミズカンナ」とも呼ばれます。
葉がカンナに似てるために名付けられましたが、カンナはカンナ科カンナ属で全く無縁。
「ポンテデリア」の蕾 (ミズアオイ科/ポンテデリア属)
ポンテデリアは、淡水の湿原・沼地などに自生する水生植物。
よく咲くのは夏だそうで、ブルーの穂状の花を咲かせます。
和名で「ナガバミズアオイ」
ピンクのふわふわ「アスチルベ」(ユキノシタ科 / チダケサシ属(アスチルベ属))
和名は、「泡盛草」。
泡がたくさんついたようにふわふわと咲く花姿に由来しているそうですよ。
カエルを発見
ゴソゴソってするので、覗いてみると・・・
上手に隠れたつもり?の「トノサマガエル」発見。
他にも真っ白のサギが大空を飛んでたり、トンボいたり、メダカがいたり・・・
千町無田水田公園の感想
☝
いつの間にか、夏の日差しでキラキラ
でも標高870メートルほどの「千町無田水田公園」は、爽やかな高原の風が吹いていましたよ。
気持ちが良かった(^o^)
大自然の中に咲いてる、お花たちや生き物に出会えた癒しのひと時でした。
帰り道は、九重のソフトクリーム屋さん「ミルクランドファーム」に立ち寄りました。
ここでは、牧場ならではの搾りたてミルクで作る濃厚ジェラートが食べられます~
美味しかったよ!
はじめて見る珍しい植物があったり、池の中には鯉やメダカ、ドジョウなどもが生息していています。カエルやトンボもみかけましたよ。