サギゴケの特徴・育て方・似た花

サギゴケの花の写真
Pocket

春になると小さな花をたくさん咲かせるサギゴケ。
時々みかける野草ですが、花姿は愛らしく「何の花かな?」って見入ってしまう不思議な魅力があります。

サギゴケは、紫や白が多いのですが、「モモイロサギゴケ」は、ピンクの花を咲かせ「ホトケノザ」の花とも少し似ています。

「カキドオシ」や「ツタバウンラン」、「トキワハゼ」などもサギゴケに似た花を咲かせます。

ピンクのサギゴケがとても綺麗でした! 特徴・育て方・似た花は?

モモイロサギゴケが咲いてる様子の写真

コケと名前がついていますが、耐寒性宿根草、常緑多年草です。
本来、田んぼや畔などに繁殖する湿地の植物。
本州、四国、九州などが生息地。

 

サギゴケの特徴

サギゴケは、地面を覆うように伸び広がる植物。
うっかり見過ごしてしまうような背の低い小さな植物ですが、春になると次ぎ次ぎに花を咲かせ華やかです。

サギゴケは、「ムラサキサギゴケ(紫)」と「シロバナサギゴケ(白花)」の2種がよく知られています。ピンクの花を咲かせる「モモイロサギゴケ」は、変種ともされてます。

ほふく枝を伸ばして、細やかな茎葉をマット状に茂らせるということで、コケ(苔)という名がついてるようです。

また白花のサギゴケが、シラサギの姿に似てることで、「サギゴケ(鷺苔)」。

グランドカバーや土止め、敷石や飛び石の間、園路の縁取りにも利用されています。

 

サギゴケ(鷺苔)
学名:Mazus miquelii
科・属名:ゴマノハグサ科 / サギゴケ属
英名:Miquel’s mazus
別名:サギシバ
原産地:日本
大きさ:背丈3~8cm
開花時期:3~5月

花言葉:「想いを募らせないで」

 

サギゴケの花のようす

モモイロサギゴケのアップ写真

葉の間から高さ10程の花茎を伸ばし、長さ1.5~2cmの花を咲かせます。

3枚の花弁(下唇)がゆるやかなカーブを描き手前側に広がります。
中央に2列に黄色の模様が付いてるのが特徴的。

葉は常緑。
長さ2-5cm、幅1.5-2cmの倒卵形~楕円形でギザギザした切込みがあります。

モモイロサギゴケの花のつぼみの写真

蕾のようす。

 

サギゴケの育て方

モモイロサギゴケの全体像の写真

耐寒性、耐暑性があり、丈夫で初心者にも育てやすい植物。
田んぼの畔など湿ったところに自生する植物なので、あまり乾燥するところは苦手のようです。

  • 生育環境:日当たりが良く水はけと水持ちの良い場所。
    日陰では花付きが悪くなる。
  • 用土:草花用培養土、または赤玉土と腐葉土を2対1程度。
  • 肥料:春と秋に緩効性肥料を与えますが、花つきがよいなら特に必要ない。
  • 管理:よく伸びるので、適度に切り戻しが必要。
  • 増やし方:株分けや挿し木。

 

野趣ある植物なので、和風の庭やイングリッシュガーデンにも合いそうです。
ただ花のない時期は、雑草のような感じです。

 

サギゴケに似た花

ムラサキサギゴケの写真

サキサギゴケと花の形や雰囲気が良く似てる植物も色々あります。
小さな花なので、見分けにくかったりもしませんか。

 

トキワハゼの花

トキワハゼの花の写真

トキワハゼ(常盤爆)」は、ハエドクソウ科サギゴケ属の一年草。
路傍や畑にふつうに見られる植物で、サギゴケとよく似ています。

花弁の長さは、約1センチくらい。

「キサギゴケ」は春に花を咲かせますが、「トキワハゼ」は秋口まで花を咲かせます。
また、サギゴケとは違って、茎は根際から立ち上がりランナーを出しません。

花が小さくて、横に這う枝を出さないのが見分けのポイント。

花期は4〜10月。

 

ツタバウンランの花

ツタバウンランの花の写真

ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」は、オオバコ科ツタバウンラン属のつる性多年草。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、路傍や住宅地の石垣のすき間などに生えています。

花弁の長さは、約1センチくらい。

葉は、手のひらを広げたような形。
つるでどんどん伸びる植物です。

別名:ウンランカズラ(海蘭葛)、ツタガラクサ(蔦唐草)

花の時期 4月~6月頃。

 

カキドオシ

カキドオシの花の写真

カキドオシ(垣通し)」は、シソ科カキドオシ属の多年草。
野原や土手、道ばたに生えるつる性の植物。

花弁の長さは、1.5~3センチほど。
葉は、ふちに切れ込みがある円形。

垣根を通り抜けるほど伸長することから、カキドオシ(垣通し)。
古くから人々の間で薬草としても利用されています。

別名:キンセンソウ(金銭草)、カントリソウ(癇取草)

葉や茎を揉むと香りがします。

花の時期 4月~5月。

 

モモイロジュウニヒトエ

モモイロジュウニヒトエの花の写真

ジュウニヒトエ(十二単)」は、シソ科キランソウ属 の多年草。
写真のジュウニヒトエは、「モモイロジュウニヒトエ」で、一般的には白~薄紫色の花が多いです。

明るい林内や草むらや道端で見られます。

花弁の長さは、1~2センチほど。

茎は直立し穂状に唇形花を付けます。
葉は長い楕円形。

花が幾重にも重なって咲く様子を、女官の装束に見立てた名前。

花の時期 4月~5月。

 

ホトケの座

ホトケノザの花の写真

ホトケノザ(仏の座)」は、シソ科オドリコソウ属の越年草。

道端や野原、畑などでよく見かけます。群生に生えてる所も多い。

花弁の長さは、2センチほど。

高さは、10センチ~30センチぐらいで直立して花を咲かせています。

上部の葉脇に赤紫で唇形状の花をつけます。
紅色の斑点も特徴的です。

別名:サンガイグサ(三階草)。

花の時期 3月~6月。