千日小坊(センニチコウボ) 地植えした様子や育て方

千日小坊(センニチコボウ)の花
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地植えの千日小坊(センニチコウボ)は、年ごとに株が大きく成長します。
葉はワサワサと茂り、秋になると赤紫色の小花を次々に咲かせます。

とても小さな花ですが、千日紅(センニチコウ)や、吾亦紅(ワレモコウ)に似ていたり、金平糖にも似ています。

花の少なくなる季節に長期間咲き続け、庭に彩りを与えてくれる植物です。

千日小坊(センニチコウボ)の特徴・似た花・地植えの様子や育て方

地植えをして3年目の千日小坊(センニチコウボ)の様子

地植えをして3年目の千日小坊(センニチコウボ)の様子。
ヒユ科・ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属)の常緑多年草。

千日小坊(センニチコウボ)の特徴

千日小坊(センニチコウボ)は、ペルー・エクアドルが原産地であるアルテラナンテラ・ポリゲンスの園芸品種です。
愛知県の角田ナーセリーで作出されました。

茎は立ち上がり枝分かれした細い茎に、秋になると赤紫色の小さな花穂をつけます。
花穂には小さな花が密生しており、長さ1㎝くらいの玉状。
開花時期:10~2月。

名前の由来は、花の形がセンニチコウ(千日紅)の花に似て、小さく愛らしいことから名づけられました。

日が短くなると花を咲かせる短日植物です。
暑さには強い性質ですが、耐寒性はあまり高くないようです。
関東以西の暖地で、霜を避ければ戸外での冬越しが可能な植物。

仲間には、ほふく性のタイプの「千日小鈴(センニチコスズ)」、小型で花が大きめの「千紅花火(センコウハナビ)」があります。

 

学名:Alternanthera porrigens
科・属名:ヒユ科・ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属)
別名:アルテルナンテラ・ポリゲンス
原産国:ペルー・エクアドル
草丈…30㎝~100㎝
花言葉:「不老長寿」「喜びを伝える」「静寂」「変身」

 

千日小坊(センニチコウボ)に似てる花
センニチコウ(千日紅) ・ワレモコウ(吾亦紅)

「センニチコウ(千日紅)」と「ワレモコウ(吾亦紅)」の写真

千日小坊(センニチコウボ)の仲間には、ほふく性のタイプの「千日小鈴(センニチコスズ)」、小型で花が大きめの「千紅花火(センコウハナビ)」があり、よく似た花を咲かせます。

 

名前の由来となっている「センニチコウ(千日紅)」は、仲間と思いがちですが、別属でセンニチコウ属(ゴンフレナ属)です。センニチソウ(千日草)とも呼ばれます。

開花時期は6月~10月頃。
長い花茎の先端に、径2㎝ほどの球状の頭花(苞)をつけます。
色は紫や白、ピンク色など。

 

ワレモコウ(吾亦紅)」は、千日小坊(センニチコウボ)より大き目の細長い花ですが、株姿や雰囲気が千日小坊(センニチコウボ)に似ています。
バラ科・ワレモコウ属の植物で、日当たりのよい草原に見られる多年草。

開花時期は7月~10月頃。
枝分かれした細い茎先に、1〜2cmの卵形の穂状花序をつけます。
色は茶色に近い赤色。

 

千日小坊(センニチコウボ)の様子

庭に植えてる千日小坊(センニチコウボ)の様子

小さなポット苗で買った千日小坊(センニチコウボ)ですが、地植えにしたところ、「君は雑草か」と思うほど大きく成長しました。
草丈は1メートルほど。

枝が細いので少々倒れがちです。

千日小坊(センニチコウボ)の花が咲いてる様子

秋になると、茎上部の葉の付け根から花柄を伸ばし、赤紫の花穂をつけます。

千日小坊(センニチコウボ)の花の様子

小さな花がたくさん集まった球状の花。

花の付き方がユニークな千日小坊(センニチコウボ)

花のつき方も独特で面白い。

美しい千日小坊(センニチコウボ)の花

花穂は、小花が集まる直径1cmほど頭花。

千日小坊(センニチコウボ)の花のアップ写真

黄色い葯をつけた雄しべが見え隠れ。

千日小坊(センニチコウボ)の花は、長期間、1月以上咲き続けます。
ドライフラワーにもよさそうです。

千日小坊(センニチコウボ)の蕾の様子

蕾の様子。

千日小坊(センニチコウボ)の葉

葉は先のとがった楕円形で、茎に対生します。
茎はよく分枝し、草丈は30~100㎝程度に成長します。

12月半ば過に花をたくさんつけてる千日小坊(センニチコウボ)

12月半ば過ぎも、花をたくさんつけてます。
葉は少し色づきはじめました。

1月半ばの千日小坊(センニチコウボ)の様子

1月半ばになると、葉は赤く紅葉して、花は色が抜けたように色あせてきました。

千日小坊(センニチコウボ)の紅葉

千日小坊(センニチコウボ)の紅葉。

冬になると千日小坊(センニチコウボ)の葉は、日に日に紅葉が深まるようです。枯れた葉や花もめだち始めます。

千日小坊(センニチコウボ)は多年草なので、寒さで地上部が枯れてしまっても、春になると芽が出て、再び緑の葉が茂ります。

花の後にできる実は、胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)。

 

千日小坊(センニチコウボウ)の育て方

千日小坊(センニチコウボ)の花と葉

千日小坊(センニチコウボ)は、丈夫で放任でもよく育ちます。

暑さに強く、寒さにも一定の耐性がありますが、耐寒温度は5度とあります。
温暖地では、強い霜に当たらなければ屋外で冬越しできそうです。
(昨年は雪が降りましたが、我が家のセンニチコボウ(千日小坊)は問題ありませんでした。)

 

  • 栽培環境
    陽当たりのよい水はけの良い用土を好みます。
  • 水やり
    庭植えの場合は、根づくまでは土が乾いたら水やりしますが、根づいてからはそれほど水やりの必要はありません。
    鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと
    与えます。冬は控えめに管理します。
  • 肥料
    庭植えの場合は、ほとんど肥料を必要としません。
    鉢植えの場合は、生育期・開花時期に置き肥や液肥を与えます。
  • 増やし方
    挿し木。(適期は6月~9月頃)

 

※千日小坊(センニチコウボ)は、春から夏にかけて旺盛に生長します。
枝が伸び過ぎて気になる場合は、好みの高さでカットします。
9月上旬頃に株元から半分の高さで切り戻すと、11月頃、再び開花します。