綺麗な椿を見ようと玄海エネルギーパークへ出かけてみました。
数年前になにげに立ち寄った椿園。種類が豊富で感動的でした。
「もう一度みたいなー」そんな気持ちから再び・・・
玄海エネルギーパークでは、
原子力発電所に隣接する「白石記念椿園」で色鮮やかな椿たち。
観賞用温室前では堂々たる風貌で咲き誇る「太閤椿」が鑑賞できますよ。
「玄海エネルギーパークあすぴあ」は、
九州電力の施設で、原子力発電の仕組みを子供から大人まで分かりやすく学べます。
無料で入場できます。
玄海エネルギーパーク 椿のお花見へ
「玄海エネルギーパーク」は、佐賀県の西端の玄海町。
玄海原子力発電所入口側にあります。
玄界灘に面してる自然豊かなところです。
展望所に登れば遠くの島々まで見渡せます。
アクセス
住所:佐賀県東松浦郡玄海町今村字浅湖4112-1
℡:0955-52-6409
開館時間 9時~17時
休館日 毎月第3月曜日
(但し第3月曜日が祝日の場合はその翌日)
年末年始(12月29日~1月2日)
入館料 無料
🚗福岡前原道路「前原東IC」から車で約1時間10分
🚌昭和バス唐津「大手口バスセンター」発、玄海原子力発電所行乗車「玄海エネルギーパーク」下車(約40分)
白石記念椿園の椿のようす
「白石記念椿園」は、玄海エネルギーパーク入り口の反対側の小高い敷地にあります。
2万平方メートルの敷地に全国から集めた約100種800本の植栽。
これだけの種類がまとまって見られるのは九州でも珍しいとのこと。
発電所の2代目所長を務めた故・白石晶一氏の基金を元に建設されたものだそうです。
赤・白・ピンク・ぼかしや覆輪
一重~八重
なんとも可愛らしい椿や珍しい椿をいろいろ見る事ができました。
港の曙
薄っすらとぼかしが入っていますよ。
軟風(なんぷう)
芳香性がある極小椿です。
越の麗人
白地に桃紅の覆輪、八重咲
出雲大社藪椿
出雲大社周辺の自生種からの選抜品種
玉之浦
ヤブ椿の突然変異種であり国際ツバキ名鑑の巻頭を飾る世界的な名花
カーネーション椿
ト伴(ぼくはん)
モコモコした感じが不思議な感じで面白いです。
白い部分は雄しべの変形だとか・・
江戸期からよく知られた古典品種だそうです。
游椿亭 淡月
游椿亭(ゆうちゅんてい)淡月(あわつき)
茶会,句会,華道の会などさまざまな催しに利用できるそうです。
庭園があって和風なつくりの建物です。
大きなヤブツバキがありました。
散った花にも趣きが・・・
玄海エネルギーパーク あすぴあ
「玄海エネルギーパーク あすぴあ」は、白石記念椿園からは向かい側になります。
人と自然と原子力を中心としたさまざまなエネルギーとのふれあいのテーマパークになっています。
無料で入園できます。
実物大原子炉模型があったりします。
館内には、原子力発電の仕組みや安全対策に関する展示が多数あります。
体験コーナーや映像を楽しめたりと盛沢山。
のびのびと遊べて楽しそうな遊具がいっぱいありました。
ビオラや葉ボタンが綺麗な花壇や広い公園がありますよ。
太閤椿のようす
「太閤椿」は、玄海エネルギーパークの一番奥にある「観賞用温室」前に植えられています。
幹周り240センチメートルという堂々たるヤブツバキの古木です。
ポンポンと咲いてる赤い椿がとても綺麗です。
この地に秀吉が名護屋城を構えたころから咲いていたと言い伝えられています。
歴史を感じさせる風格がありました。
こんなに太い幹を見たのは初めてです。
観賞用温室
観賞用温室は、「風景とともにくつろぐ温室」をコンセプトにしてるそうですよ。
植物の種類も豊富できれいに整備されてる温室です。
椿の季節はまだまだ寒かったりしますが、
温室内は楽園でほんわか~ ほんとくつろげました・・・
一挙に南国ムードへ