広い吹上浜海浜公園を、海岸へ向かってどんどん歩き松林を抜けると、そこには素晴らしい景観が待っていました。
白い砂浜と青い海! そして長い砂丘が広がっています。
織りなす自然の景観に、心がとろけそうでした。
吹上浜海浜砂丘には、開放的で美しい自然が残っています。
自然が造りだす造形美を十分楽しめました。
吹上浜海浜公園の吹上浜海岸砂丘へ行ってみました!
吹上浜(ふきあげはま)は、鹿児島県西部のいちき串木野市・日置市・南さつま市にかけての砂丘海岸。日本三大砂丘のひとつとされています。
よく言われてる三大砂丘は、
- 吹上浜
- 鳥取砂丘
- 南遠大砂丘(静岡)
砂丘(さきゅう)は、砂の丘と書きますが、強い風などによって運ばれてきた砂が長い年月をかけて蓄積してできた砂状の地形のこと。
砂漠との違いも気になりますが、砂漠は降水量が極端に少なく、植物がほとんど育たないため、岩石や砂れきなどからなる地域のことをさすようです。
吹上浜海岸砂丘
吹上浜海岸砂丘は、日本一長い砂丘ともいわれています。
吹上浜はウミガメの産卵地としても有名です。毎年6月から7月にかけてアカウミガメがこの浜に産卵のために上陸するそうです。
吹上浜海浜公園の海岸側、松林を通り抜けると海に出ます。
そこには、砂丘が広がっています。
公園の駐車場から歩くと10分程でした。
吹上浜海浜公園
吹上浜海浜公園は、吹上浜の広大な敷地を利用してできた県立自然公園です。
吹上浜海浜公園は,鹿児島県薩摩半島の西海岸に広がる豊かな白砂青松雄大な自然をベースに,県民が自然と一体となった公園の中で,スポーツやレクリエーションを気軽に楽しめるものとするため,万之瀬川河口周辺約110haの区域に設置され,加世田側(86ha)が「レジャー保養ゾーン」,金峰側(24ha)が「研修スポーツゾーン」となっています。 引用:県立吹上浜海浜公園
グランドやキャンプ場がある公園で、スポーツをしている人が居たり、家族連れの人憩いの場、子供達の遊び場になっているようです。
吹上浜海岸砂丘のようす
松林の先に海があるよー
吹上浜は約40キロ以上ある日本最長の砂丘であり、そのうち約25キロは広大な松林に覆われてるとのことです。
松林の行きどまりは、高台になっていて海を見下ろすようになっていました。
思わず「わ~」と言ってしまう景色が広がっていました。
吹上浜が長く広い砂浜となったのは、薩摩半島北部に浸食されやすいシラスが大量に分布しているからだそうです。
海岸へ降りてみました。
白いきめの細かい砂浜です。
軽石が多くあります。
貝殻もたくさんあるので、見つけるのが楽しい。
なんだか外国へ来たような風景でした。
柔らかいトーンの景色が続きます。
なんだか気になるドラム缶。 ポツンと・・・
砂浜には波の足あとが・・・・
ここは、東シナ海。
優しい波が行ったり来たり・・・
穏やかな波の様子、遠浅の海岸のようです。
とても綺麗な海です。海水も綺麗。
白い砂が、太陽の光でキラキラ輝いていました。
海に松はお似合いですね。
でも、松林は自然に生えてきたのではなく、砂丘からの砂の飛散を防止するためにわざわざ作られら松林だそうです。人々の暮らしを守るために植えられているようです。
若い松の木が、たくさん植栽もされていましたよ。
砂丘と言えば、鳥取砂丘が有名で思い浮かべる人も多いと思います。
鳥取砂丘も見応えがあって素晴らしいですが、
吹上浜海岸砂丘は、手つかずの自然を心ゆくまで味わえる場所でした。
人が多くはないので、ゆっくりと楽しめました。
ゴールデンウィーク時期には、「吹上浜砂の祭典」が開催されています。
海では、潮干狩りや海釣りも楽しめるようです。
HP: 県立 吹上浜海浜公園
ただただ綺麗・・・いつまでもいたくなる海岸でしたよ。
また行きたい場所です。