優しいピンク色の花をつける「ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)」を見に長崎県諫早市高来町にある「しゃくなげ高原」へ行ってきました。
新緑の季節、爽やかな山の中に咲く美しいツクシシャクナゲを堪能しました。
「多良岳ツクシシャクナゲ群叢」は、国の天然記念物に指定されています。
多良岳ツクシシャクナゲ群叢で、美しいツクシシャクナゲを楽しみました!
山に咲く美しいツクシシャクナゲ。
諫早市の花で「多良岳の貴婦人」と呼ばれています。
ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)
「ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)」は、ツツジ科の常緑小高木で九州から近畿地方まで分布が見られる植物。
花色は、淡紅色。
ツツジやシャクナゲ類の花弁はほとんどが5枚ですが、ツクシシャクナゲはロウト状の花の花弁が7枚というのが特徴。
咲き始めは濃く散る前にはほとんど白になるそうですよ。
花の見頃は、4月下旬~5月上旬。
多良岳ツクシシャクナゲまつり
高来町山林協議会主催で、毎年「多良岳ツクシシャクナゲまつり」が開催されています。
標高700メートルの高原には散策路が整備さています。
シャクナゲ高原(諫早市高来町折山字ヤセ山855-2)
国立諫早少年自然の家から約6.5㎞。
修多羅(すだら)の森から林道多良岳横断線を小長井方面へ車で1分程度。
※山茶花高原および轟峡からは、林道多良岳横断線の災害復旧工事のため、アクセスできませんでした。(2021・4)
多良岳のツクシシャクナゲの様子
なんとも言えない可愛らしい色合い。
上品な雰囲気が漂います。
山の中に咲いています。
葉の裏は赤褐色。
枝先に淡紅紫色の花をたくさん付けています。
蕾は濃いピンク。
急斜面を上ると、山頂のような場所がありました。
風が強かったけど、
山の中の空気はとても美味しいです。
散策道には、大きなツクシシャクナゲの木もありました。
こんな大きくなるものかと、ちょっとびっくり。
自然の中で見るシャクナゲって最高ですね。
新緑もとても美しいです。
ミツバツツジの花も咲いていました。
駐車場から見た諫早湾の景色。
晴れた日は最高にきれいかも。