諫早市西小路町にある諫早家の菩提寺「坤松山 天祐寺」へ紅葉狩り。
お寺の境内には大きな銀杏の木があり、美しい黄金色になっていました。
一面に広がる落ち葉の絨毯も、とってもきれい。
赤く色づいたモミジもたくさんあって、秋の彩りを楽しめるひと時を味わえました。
坤松山 天祐寺の紅葉 イチョウやモミジの様子
諫早家の菩提寺である天祐寺は、西郷尚善の開基。
坤松山 天祐寺(こんしょうざん てんゆうじ)
諫早家墓所(県指定史跡)には、初代龍造寺家晴公から十八代家興までの墓があり、「弥勒四十九院」造りといわれる特徴的なつくりなど佐賀藩の色を濃く残しています。
秋には境内の紅葉が美しく山門を彩ります。六地蔵石幡・橙籠式六地蔵とよばれる石幡は、石を六面にけずり、各々の面に地蔵を浮き彫りにしているのが特徴で天文10年(1541)の建立されました。
島原の乱戦没者追悼碑は、寛永14年(1637)島原の乱がおこり、第3代諫早領主諫早茂敬公は手勢をひきいて出陣し、戦いは諫早勢も多くの犠牲者が出ました。
そして33回忌の寛文12年(1672)に、諫早では改めて犠牲者の霊を祀るため追悼碑を建立しました。この碑には、激戦を物語る碑文と戦没した武士67名、又者14名、百姓11名、計92名の氏名が刻み込まれています。 引用:諫早観光物産コンベンション協会
住所:〒854-0015 長崎県諫早市西小路町1116
アクセス: JR諫早駅から島原鉄道(各停島原外港行)乗車約5分、本諫早駅下車徒歩約10分。
駐車場:あり(上山公園駐車場と隣接しており利用可)
天祐寺のイチョウやモミジの様子
見あげるほどの大きなイチョウの木。
美しい黄金色がいっぱい。
足元はイチョウの落ち葉で埋め尽くされていました。
赤くなる紅葉は、葉を赤色にする色素のアントシアニンの影響だそうですが、イチョウはアントシアニンの生成に必要となるアントシアニジンが全くないため、赤い色素は生成されず、美しい黄色に染まるそうです。
この時期しか見られない黄金色の絨毯。
銀杏も落ちていました。
風情があります。
襖絵の公開も開催されていました。
山門付近はモミジがたくさんありました。
紅葉の彩りをたんと楽しめます。
赤いモミジもいいですね・・。
落ち着いた雰囲気のなか、ゆっくりと綺麗な秋を満喫しました。
ツワの花やヤツデの花が咲いていました。
マンリョウの赤い実も可愛かったです。