梅雨時期から夏にかけて、愛らしい不思議な形の花を咲かせる「チャイニーズハット」。
別名:「タヒチアンハット」「ホルムショルディア・テッテンシス」。
購入してから庭で育てているチャイニーズハットですが、ずいぶんと大きくなって、3年目も可愛い花が見れました。
寒さに弱い植物のようで、地植えするのは心配でしたが、2回の冬越しも大丈夫でした。
冬越しした地植えのチャイニーズハットは、大きくなりました
6月の終わりになると、次々咲きだすチャイニーズハット。
チャイニーズハットの特徴
「チャイニーズハット」は、熱帯アフリカ原産のクマツヅラ科、ホルムショルディア属の落葉低木。
開花時期は6~8月。
ピンクのお皿のような萼(ガク)の中央に筒状のつぼみがつき、青紫色のチョウチョのような花を開花させます。散ったあとも萼は残ります。
葉は光沢があり、先が尖る5~10cmの卵形から楕円形。
チャイニーズハットの名は、萼の形が中国の帽子のように見えることからこの名前が付いたと言われています。
科・属名:クマツヅラ科・ホルムショルディア属
別名:タヒチアンハット、ホルムショルディア・テッテンシス
開花時期:6~8月
原産国:熱帯アフリカ
花言葉:「可愛らしい」「着飾る」
地植えで冬越した、庭のチャイニーズハットの様子
3年前に購入したチャイニーズハット。
購入して3年目のチャイニーズハット。
購入した時は、草花のようなチャイニーズハットでしたが、樹木へと・・・
幹が太くなり、背丈も高くなりました。
葉がわさわさと茂っています。
雰囲気はやっぱり南国風の植物。
新芽が出てよく生育します。
高さは2m以上。ビワの木を追い抜きそうな勢いです。
剪定方法は、花が終わってきて高くなり過ぎたら、適度な長さに切り戻のがよいそうです。
チャイニーズハットの地植えで、一番心配だったのは冬の寒さでした。
チャイニーズハットは、耐寒性が弱い植物。
耐寒温度は5℃とのことで、霜にあたると枯れてしまうとのこと。
九州なので、なんとか大丈夫かもと思いましたが、
2年目の冬は、かなり雪が降り積もりました。
雪の影響で枯れてしまった植物がいくつかありましたが、チャイニーズハット大丈夫でした。
地植えをして2年目になっていたので、買ってきた当初に比べれば、根が張り幹が大きくなっていたからかもしれないですね。
チャイニーズハットの花の様子
ピンクの萼(ガク)がお花のように見えて、花の中から花が咲いているみたいなチャイニーズハット。
青紫色のチョウチョがやってきたような花。
飛び出してる4本の雄しべ。
(雌しべ1本)。
咲いた花はするりと落ちて、花後はピンクのガクだけが残ります。
その後、ガクは薄っすら緑になります。
チャイニーズハットの花は、何度でもみてしまう、見るたびに不思議な感じがして、とてもチャーミングです。