春と秋に二度咲く桜 アーコレードの秋の花のようす

秋に咲いてるアーコレードの花
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秋に咲く桜もいいものです。
「アーコレード」は、春と秋の二度花を咲かせる桜の木。

淡紅色の半八重咲きの花を咲かせる品種で、紅葉が見ごろを迎える晩秋にも桜の花を咲かせてました。

アーコレードはイギリスで作出された、大山桜(オオヤマザクラ)と小彼岸桜(コヒガンザクラ)の交配種だそうです。

イギリスでは春のみの開花ですが、日本では、秋と春の2季咲きになるようですよ。

秋に咲く桜、アーコレードの特徴や様子

11月のはじめに咲いていたアーコレードの花の写真

11月のはじめに見かけた「アーコレード」の花。

アーコレードの特徴

樹形は傘状、花は淡いピンク色で直径3~4cm。
八重咲で花弁が10~15枚ほど。

春と秋の両方に花をつける二季咲きの桜。
学名:Cerasus ‘Accolade

名前は「称賛(しょうさん)」という意味の英語「Accolade」に由来してます。

開花期:3月下旬~4月、10月中旬~11月上旬。

 

秋に咲くアーコレードの様子

アコードの花が咲いている様子の写真

柔らかいピンクの花が目を引きます。
紅葉も始まってる秋に見かける桜の花。

アコードの花、花びらの色がグラデーションになっている様子の写真

花びらの色がグラデーションになって綺麗。

アコード、膨らんだ濃いピンクの蕾と開花した花の写真

膨らんだ蕾は濃い目のピンク。

アコード、まだ固い蕾の写真

小さい蕾。

アコードの幹の写真

幹の様子。

アコードの美しい花、アップ写真

半八重咲きが上品で、とても美しい花。

秋に見かける桜にはちょっと特別感があったりします。

 

秋に咲く桜 十月桜(ジュウガツザクラ)

十月桜の花のアップ写真

秋から冬に開花する桜の品種として有名な「十月桜(ジュウガツザクラ)」。

江戸彼岸(エドヒガン)と豆桜(マメザクラ)の交雑種である小彼岸桜(コヒガンザクラ)を原種として江戸末期に作られた園芸品種。

花には八重咲きと半八重咲きがあるそうです。
(写真は10月に撮影したもの。場所:吉野ヶ里歴史公園)

十月桜が咲いている様子の写真

秋の開花が特に人目を惹くため十月桜(ジュウガツザクラ)と呼ばれるようになったそうです。

開花時期は10月~4月。

 

他にも10月頃から開花する桜は、「冬桜(フユザクラ)」、「四季桜(シキザクラ)」、「子福桜(コブクザクラ)」、「不断桜(フダンザクラ)」などもあります。