嵐山 竹林の散策 へのアクセスと周辺観光

京都嵐山 竹林の写真
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京都の人気観光エリア嵐山、「竹林の道」は嵐山の北東にあたる嵯峨野にあります。

大河内山荘から野宮神社にかけて続く竹林の小道は、誰しも一度はテレビや雑誌などで目にした場所ではないでしょうか。
インパクトが強くてかなり気になる場所ですよね。

歩道の両側にまっすぐに伸びる何千もの竹。
なんとも清々しく、幻想的な感じがします。一度はゆっくり歩いてみたくなる場所です。

また嵯峨野は、平安時代から貴族に愛され、別荘や庵が多く築かれた場所だそうです。
竹林周辺には、豊かな自然と歴史を感じさせるスポットがたくさんあります。

京都駅から竹林の道へのアクセス方法、野宮神社、天龍寺、渡月橋にへ

竹林の写真

京都駅から竹林までのアクセス

嵐山方面は、京都観光の地図でみると左上にあって少し遠いイメージもありますが、電車一本で行けるかなりアクセスの良い場所になっています。

京都駅よりJR山陰本線(嵯峨野線)の園部方面ゆきに乗車します。
(普通列車‐約16分/快速列車‐約12分)
そして、「嵯峨嵐山駅」で下車後、徒歩で竹林の道へ(約5~10分)。

帰りは、
渡月橋から徒歩約2分の距離にある嵐電の嵐山駅から乗るのもよさそうです。

竹林の小径

「竹林の小径」(ちくりんのこみち)とは、野宮神社から大河地山荘庭園へと続く約400mの道です。「嵐山の竹林」や「竹林の道」とも呼ばれています。サラサラとした竹の葉、緑いっぱいと木漏れ日が美しい道。

出来ればゆっくり歩きたい・・・

休日はかなり人が多いとのこと。やはり、人が少なく静かな竹林を楽しみたいなら、早朝、あるいは遅い夕方がおすすめです。

 

野宮神社

竹林の小径にある「野宮神社」(ののみやじんじゃ)
ここは小さな神社で、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする豊鍬入姫命を始めとする斎王が、伊勢へ行く前に身を清めた「野宮」に由来している神社です。

学問や子宝祈願の信仰がありますが、中でも一番有名なのは恋愛成就だそうですよ。
お亀石をなでまでして願い事をすると、1年以内に成就する」と言い伝えられています。

住所:京都市右京区嵯峨野宮町1
電話番号:075-871-1972
アクセス:竹林の小径の入り口
拝観・開館時間:9:00~17:00(受付終了16:30)
拝観料:無料
定休日:なし

 

大河内山荘庭園

竹林の小径を抜けると、「大河内山荘庭園」(おおこうちさんそうていえん)がすぐ側。

大河内山荘庭園は、昭和初期の映画俳優「大河内傳次郎」が、30年もの歳月をかけて造った回遊式庭園のある別荘屋敷です。国の登録有形文化財にもなっています。
展望台からは京都の街が一望でき、静けさを求める時には立ち寄りたい名園です。

住所:右京区嵯峨小倉山田淵山町8
電話番号:075-872-2233
アクセス:竹林の小径の出口
拝観・開館時間:9:00~17:00
定休日:無休
料金:大人1,000円、中・小学生500円

 

天龍寺

渡月橋を渡る前に見ておきたい、世界遺産の「天龍寺」

天龍寺(てんりゅうじ)は、臨済宗天龍寺派大本山の寺院で、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために建立しました。
嵐山を代表する寺院であり、1994年(平成6年)には世界遺産に登録されています。

天龍寺の境内には曹源池庭園という、樹木・岩・池・白砂の組み合わせがとても美しい庭があります。
曹源池庭園(そうげんちていえん)は嵐山や亀山を借景にした池泉回遊式の庭園です。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話番号:075-881-1235
アクセス:「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約13分、嵐電嵐山本線「嵐山駅」下車すぐ
開門時間:8:30-17:30, 8:30-17:00(10月21日 – 3月20日)
参拝料:庭園500円(諸堂参拝は300円追加)
法堂「雲龍図」500円

http://www.tenryuji.com/

渡月橋

嵐山 渡月橋の写真

渡月橋(とげつきょう)、嵐山の中心を流れる桂川に架かる、全長155mの橋で、嵐山の代表的な風景のひとつになっています。テレビや雑誌でもよく見かける有名な橋ですよね。

平安時代、亀山上皇が、曇りのない夜空に月がさながら橋を渡るようなさまを見て、「くまなき月の渡るに似る」と感想を洩らした事から、渡月橋と呼ばれたと言われています。

嵐山のその他のスポット

嵯峨野 トロッコ列車の写真

嵯峨野トロッコ列車」は、嵯峨野から丹波亀岡までの保津川に沿った約7.3kmを25分ほどで走る観光列車。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の保津峡の景色が楽しめる観光列車です。

保津川下り」とは、丹波亀岡から京都の名勝嵐山まで、約16kmの渓流を約2時間かけて下る舟下り体験です。