長崎市片淵町の「心田庵(しんでんあん)」へ秋の彩りを楽しみにお出かけしてきました。
心田庵は、別荘として使われていたとあって一面癒しの空間が広がっていました。
とても風情があるステキなところです。
少し高台に位置しているので、眺望も良くて長崎の街を見おろせます。
お琴の調べに耳を傾けたり、お茶をたしなんだりと、日常を離れてゆっくりくづろげました。
交通の便もよく閑静な住宅街にあるので、お散歩がてらにお出かけするのもよさそうです。
真っ赤なモミジがとてもきれいでした。
心田庵の紅葉めぐり
心田庵の詳細
心田庵は、唐小通事の何兆晋(がちょうしん)が長崎片淵郷(現在の片淵2丁目)に建てた別荘です。
江戸時代からの由緒ある日本庭園と茶室があり茶道において重視された由緒があります。
継承すべき歴史的、文化的な遺産で、長崎市の史跡に指定されています。
心田庵という名の由来は、
人は地位や名誉、財産などより、「心の田畑を耕すことが最も大切である」との意味から名付けられたそうですよ。
※春と秋に各20日間程度、庭園と茅葺建物の一般公開を行っています。
9時から17時まで(入場は16時30分まで)
入場料:大人 300円(中・高生を除く15歳以上の方)
団体 240円(15人以上)
茶室にて抹茶の提供があります。(期間中毎日実施・税込500円)
心田庵へのアクセス
心田庵は、新大工町に近い閑静な住宅街にあります。
🚌 :長崎県営バス/「長崎駅前(駅構内)」バス停から「水源地跡」行き乗車、「心田庵入口」バス停にて下車、徒歩3分
または、「長崎駅前東口」バス停から「循環」・「立山」・「浜平」・「東高前」・「西山木場」行き乗車、「経済学部前」バス停にて下車、徒歩5
🚃 :長崎電気軌道/「長崎駅前」電停から「蛍茶屋」行き乗車、「新大工町」電停下車、徒歩10分
🚗 :長崎駅から10分程ですが、駐車場はございません。
(有料の駐車場が近隣に数か所あります)
心田庵へ行ってみました
長崎は、坂の町、
小道の階段をどんどん上がっていきました。
所々に、「心田庵への案内」がありますので迷いませんよ。
のぞいてみたら、
雰囲気あるしっとりとした佇まい・・・
喧騒を離れたひと時となりそうです。
入り口で入園料を支払います。
どんなとこなのかなー
わくわくします。
入ってみれば、大きなモミジがお出迎えしてくれました。
真っ赤で綺麗です。
ウレシイナー🍁
風情がある和風の庭園で落ちつきます。
色んな植物が植えられています。
ゆっくり散策してみました。
住宅地であることを忘れてしまいそうです。
モミジの奥には、長崎の坂の街が・・・
山の斜面に立ち並ぶたくさんの家々が見えます。
夜景も綺麗かもしれませんね。
心田庵の秋の植物
鮮やかな黄色が目をとめます。
花の少ない時期に、いつもハッとさせられ楽しませてくれるつわの花
すてきな色ですね~
ハゼの木もありました。
とっても綺麗な万両がありました。
なんだかさくらんぼみたいだね。
南天の赤い実もありましたよ。
彩りが素晴らしいモミジはこの通り・・・
やっぱり人気ナンバーワンかな
たくさんの人が写真におさめていました。
心田庵の茶室へ
この時期、茶室ではお抹茶をいただく事が出来ます。
外の庭園でもいただくのも良し、茶室でゆっくりいただくのも良しなんです。
お琴の調べも行われててなんとも風流。
ほんと来て良かったなー
(期間中毎日実施・税込500円)
せっかくなので、茶室の方でいただくことにしました。
ちょっと緊張してかしこまってしまいました。が、
豆大福もお抹茶もとても美味しかったです。
良かったー
お茶室に入る前には、庭がゆっくり眺めれる和室で待ちました。
ここには、鏡面テーブルが置いてあって、きれいな逆さ紅葉を見ることが出来ました。
この通り・・・
でも写真で見るより実物の方がステキです。
色んな角度から見ることができます。
ちょっと不思議な感じがしますね。
心田庵、一歩足を踏み入れれば、別世界かも?
心がホットするひと時が味わえました。
春の心田庵も行ってみたくなりました。
春は、緑がいっぱいになるんでしょうね。
心田庵は、一般公開の時期以外にも、予約制で施設を利用・貸し出しもあるそうです。
住所:長崎市片淵2丁目18-18
お問合せ:095-829-1193 文化観光部 文化財課
心田庵ついてのHP