黄色のきのこ たもぎ茸の特徴や食べてみた感想

もぎ茸の写真
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八百屋さんに売っていた、可愛いらしい黄色のキノコのたもぎ茸。

じっと見つめていると、「珍しいでしょ。 美味しいよー!」と言われるので生まれて初めて買ってみました。

家に持ち帰り、袋を開けてみればふんわりと良い香りが漂ってきて「わ~嬉しい♪」

さっそく、天ぷらとお味噌汁にして食べてみました!
たもぎ茸は、見た目、味、香りよしと、三拍子揃っててちょっと癖になるキノコかも。

たもぎ茸ってどんなキノコなの?

八百屋さんで売っていたたもぎ茸、袋に入ってる状態の写真

鮮やかな黄色の傘が特徴のたもぎ茸。
近所の八百屋さんで、1パック150円で売っていました。

たもぎ茸の特徴

たもぎ茸は、北海道や東北地方に自生するヒラタケ科ヒラタケ属のキノコ。

天然物の旬は、初夏だそうです。
深い森の奥でしか収穫することができず、「幻のキノコ」とも呼ばれています。

漢字では、楡木茸。
「楡(にれ)」の木等に寄生するキノコと書いて「楡木茸(タモキダケ)」

別名:楡茸(ニレタケ・タモキノコ)

さまざまなうまみ成分をバランスよく含んでいるのが特徴で、「だしの王様」とも言われています。

他にも、抗酸化成分の「エルゴチオネイン」が、キノコ類のなかでは最大の含有量。
エルゴチオネインは、キノコ類に多く含まれているアミノ酸の1種で、ビタミンEの約7000倍という優れた抗酸化作用があるそうです。

 

たもぎ茸ってこんな感じです

八百屋さんで買って来たたもぎ茸、袋から開けた状態の写真

可愛らしい黄色のキノコ。

袋を開けると、ふんわりとした良い香りが漂います。
キノコ特有の自然っぽい、なんともいえない良い香り。

たもぎ茸のアップ写真

近くでみると、こんな感じです。
黄色のキノコってはじめて見ました。珍しいですよね。

たもぎ茸のアップ写真(たもぎ茸の裏側)

裏側は・・・

マイタケのアップ写真

ちなみに、八百屋さんがマイタケとちょっと似てるよーと言われたのでマイタケの写真です。

見た目もちょっと似てる、食べてみると食感もちょっと似ていました。

マイタケ:トンビマイタケ科マイタケ属。

天然物は、温帯地域でナラやカシ、シイなどのブナ科の落葉広葉樹に生えるそうです。
日本全国でも採れますが、その数は非常に少ないそうですよ。

たもぎ茸もですが、お店で売られてるキノコのほとんどは、栽培物ですよね。

 

たもぎ茸を食べてみた感想

たもぎ茸の袋の裏側に書かれていた、たもぎ茸の説明や調理法

たもぎ茸に合う料理法が、袋を裏に書かれていました。

味噌汁・鍋物・天ぷら・サラダ・中華・イタリアン・・・
なるほと・・・確かにどれも美味しそう!

と、いうことで「天ぷら」と「お味噌汁」を作ってみました。

 

たもぎ茸の天ぷら

たもぎ茸とマイタケの天ぷらの写真

「たもぎ茸の天ぷら」は、サクッとした食感。
食べた瞬間、ふんわりとした香りが口の中に広がります。
味もしっかりしていて、とても美味しいです。 香ばしさを感じる感じ。

「マイタケの天ぷら」との味比べをしてみましたが、個人的にはたもぎ茸の方が美味しかったです。
風味が良いので、味わい深いというか・・・

キノコの天ぷらってどれも美味しいけど、たもぎ茸の天ぷらはその中でもダントツかも・・・って思ってしまいました。

 

たもぎ茸のお味噌汁

たもぎ茸の味噌汁の写真

お味噌汁もとても美味しいです。
上品な味わいでしたよ。

優しい風味が、心癒してくれるような感じでした。
キノコの歯ごたえも楽しめますよ。

 

次回たもぎ茸を買った時は、とても彩りが綺麗なのでサラダにも使ってみたいと思いました。

案外、中華料理などでも合いそうな感じがします。
ササっと、オリーブオイルで炒めても美味しそうです。

茶碗蒸しにも良さそうですね。茶碗蒸しのイラスト

 

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫、又は冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 5日程度

パックのまま冷蔵庫、又は野菜室に保存します。
パックを開けてしまったは、ポリ袋等に入れて保存するのが良さそうです。