蓮(ハス)、睡蓮(スイレン)、初夏から咲き始める夏季の花です。
特徴のある花や葉っぱが美しい水生植物です。
その神秘的な姿、心を惹きつけられるものがありますよね。
暑くなるこの季節、
水辺に咲く爽やかなお花を見に行きませんか。
長崎のハスとスイレン
初夏を彩るハスとスイレン、
花の命は短命で、花びらが開きはじめてから3~4日で散ってしまいます。
午前中に咲いた花は午後には閉じていきますので、午前中の鑑賞がおすすめです。
また、ハスとスイレン、よく似てるのですが、
ハスはハス科ハス属、スイレンはスイレン科スイレン属で違う種類です。
姿形が似ていて混同されがちな花ですよね。
よく見ると、たくさん違いがありますよ。
唐子ハス園
諫早市、『唐子ハス園』
諫早市森山、唐比湿地公園内の約2ヘクタールのハス池に13種類のハスと12種類のスイレンが植えてあります。
ハスの開花は、6月中旬~8月中旬。
見頃を迎えるのは、7月上旬~中旬、時期に合わせて『唐比蓮祭り』が開催されます。
スイレンの方は、9~10月頃まで楽しめるそうです。
整備された木道があり、まじかでいろんな種類のハスやスイレンを鑑賞できます。
長崎県諫早市森山町唐比西 唐比ハス園
諫早駅から車で約30分。
JR諫早駅から島原鉄道(各停島原外港行)乗車約19分、諫早東高校前駅下車タクシーもしくは車で約12分。
島原城
島原市、「島原城」
花の名所でもある島原城、春は梅や桜に菖蒲。そして夏は蓮(ハス)が見頃になります。
島原城の東堀端(大手門側)には、蓮は酔妃蓮(すいひれん)、
西堀端の蓮池には、ソクヒレンやマコトバス・キバナハスなどのハスが植えられています。
見頃は、7月下旬~8月上旬
酔妃蓮(すいひれん)は、白い花びらの縁がほんのりピンクに染まっています。
酔ったお妃を連想させる事から命名されたと言われています。
明治時代に食用として島原城に植えらたものだそうです。
毎年島原城のお堀では、このレンコン掘り大会が催されます。
長崎県島原市城内1丁目1183-1
島原鉄道「島原駅」から徒歩で約5分
川原大池公園
長崎市、『川原大池(かわはらおおいけ)公園』
野母崎半島県立公園の中心に位置してる長崎県内最大の天然の淡水湖です。
「スイレン園」があります。
5月~見頃を迎えます。
海あり山あり池ありと自然豊かな場所です。
「川原大池樹林」として長崎県指定の天然記念物に指定されいます。
湖畔の遊歩道を散策出来ます。
スイレン園の近くには色とりどりのあじさいがとても鮮やかですよ。
長崎県長崎市宮崎町969-1
長崎駅より長崎バス川原行き「川原公園前」バス停まで約50分、下車後徒歩5分。
石坂池
佐世保市、『石坂池』
佐世保市世知原町上野原の石坂池、農業用溜め池に白い花のスイレンがたくさんあります。
6月~7月中頃
石坂池から「山暖簾」へと続く約4.5kmの道沿いには、約1万株のカラフルなあじさいが咲く『あじさいロード』があります。一緒に見るのもおすすめです。(あじさいの見頃は6月上旬~下旬です。)
長崎県佐世保市世知原町上野原
おまけ
ハウステンボスの『オールドローズガーデン』の池にスイレンが植えられています。
この写真は5月下旬の写真です。
優しいピンク色のスイレンが、とてもきれいでした。
この時期のハウステンボスは、バラは少し見頃過ぎ?紫陽花がきれいな季節へと・・・
美しくみごとなハス、種類も豊富で目移りしてしまいますよ。
メダカや小魚を観察できたりします。
自然豊かなところで気持ちがよい~☆彡