築後川に架かる目を引く赤い橋、とっても珍しい昇開橋(しょうかいきょう)を渡ってみました。
橋が可動するのでびっくり!
この橋は、もとは「鉄道用可動式橋梁(きょうりょう)」だったそうで線路として利用されていたそうです。
今は、遊歩道になっていて歩いて渡れます。
橋のたもとには、「橋の駅ドロンパ」や「大川テラッツァ」、「大川昇開橋温泉」などの施設もあって楽しめますよ。
目次
筑後川昇開橋ってどんなとこ?
「筑後川昇開橋」は、大きな筑後川をまたいで福岡県大川市と佐賀市諸富町をつないでいます。
アクセス
佐賀県佐賀市諸富町大字為重
🚗九州自動車道「みやま柳川IC」より車で40分
長崎自動車道「東脊振IC」より車で30分
🚃JR佐賀駅下車、佐賀市営バス「早津江行き」で25分 昇開橋バス停下車 徒歩5分
西鉄柳川駅下車、佐賀駅行きバスで25分 大川橋バス停下車 徒歩10分
筑後川昇開橋ってどんな橋?
「筑後川昇開橋」は、東洋一の可動式鉄橋。
また、現存する可動橋の中では全国で最古のものだそうです。
平成15年に国の重要文化財に指定され、平成19年には「機械遺産」に認定されています。
1987年の佐賀線廃止に伴い、線路としての役割は終わりましたが、
1996年に遊歩道として復活した橋です。
赤い橋・・・ちょっと不思議な形をしているので遠くから見ても目立ちます。
珍しい橋、絵になる風景ですよね。
橋のたもとには、駅名の看板がありました。
「ちくごかわつ(筑後若津)」⇔「もろどみ(諸富)」⇔「みつのり(光法)」
国鉄佐賀線は、佐賀駅と福岡県みやま市(廃線時:山門郡瀬高町)の瀬高駅を結んでいた路線でした。
筑後川昇開橋を渡ってみますよ!
橋の全長は507メートル。
無料で渡れます。
※注意事項が書いてあります。
バイク・自転車及びペットつれての通行は出来ません。
渡れる通行時間や橋が上にあがる可動時間はホームページで確認した方が良いと思います。
橋からの景色が綺麗です。
橋からの景色をみながら進みました・・・
築後川はとても広い川です。
開放的な気持ちに~
筑後川の水面は、
有明海の干満の影響を受けて一定でなく、中型船以上は橋の下を渡りにくい事情があったそうです。
その為、昇降式可動橋が必要だったみたいです。
川がキラキラしていました。
遠くは普賢岳?
昇開橋の鉄塔
橋の中ほどに鉄塔があります。
昇開橋の鉄塔の高さは、30メートルほど。
近くにくるとかなり迫力があります。
下から見上げるとこんな感じです。
タワーのようですね。
橋の可動を見学しました。
橋が可動する様子を見ることが出来ました。
サイレンが鳴ると橋の一部が上へあがっていきます。
24メートルほどある可動橋、
約23メートルの高さまで上るようになっています。
可動橋の重さは、48トンあるそうですよ。
ずんずんずんと上がっていきます。
反対方向にいる人がはっきり見えてきました。
橋があがってしまうと別風景になりました・・・
橋脚と橋脚の間が約26メートルあるそうです。
ここが船の通り道になるんですね。
ちなみに船が通る時だけ上がるのではなくて、列車が通る時だけ橋が降りていたそうです。
まじかで見ると「ウォー」って感じ!
感動しますよ。一見の価値ありです。
また、橋のたもとにもいろいろ見どころがあります。
筑後川昇開橋の周辺(福岡・大川方面)
福岡の大川方面の橋のたもとには、「大川テラッツァ」があります。
観光、イベント、インテリアの情報発信基地になっています。
コンテナがオシャレな感じ。
家具の町、大川の木工商品やカフェがありましたよ。
くつろげるスペースになっています。
つえ・・・じゃなくて、「えつ」
えつは魚のことです。
日本では、有明海とそこに流れこむ川のみでしか生息しないとか・・幻の🐟
ニシン目カタクチイワシ科の魚、
珍しいえつ料理は、屋形船の上で獲れたてを食べる「えつ狩り船」が期間限定であります。
橋からも見える「大川昇開橋温泉」
源泉100%掛け流しの眺めのよい温泉
せっかくなので入ってみました。♨
ちょっとレトロな雰囲気があるゆったりまったり出来る温泉施設でした。
食事つきで1,000円だったのでお得感がありましたよ。(入浴料だけだと600円)
お風呂から築後川と赤い橋が望めます。
筑後川昇開橋の周辺(佐賀・諸富方面)
カップルがつけた鍵?がたくさん掛かっているスポットがありました。
調べてみると、橋の中央の2つのタワーが手を握り合っているように見えることから、
ここは「恋愛のスポット」にもなっているもよう。
愛情=愛の錠
中国慈渓市から寄贈された「徐福の像」
徐福氏は、秦の始皇帝の命令で日本に不老不死の薬を探しに来たことで有名な人物
最初に日本に上陸した場所が諸富町なんだそうです。
道の駅「ドロンパ」
地元の野菜や特産物や工芸品などが販売されています。
観光情報もありますよ。
道の駅があるとなんだかとても嬉しくなってしまうのは私だけでしょうか。