9月の三連休、阿蘇郡産山村のヒコダイ公園へ行って来ました。
まだまだ暑い日が続いていますが、高原にある自然豊かな産山村には爽やかな風が吹いていました。
「なんと言っても眺めが最高!」
どこまでも続く緑の草原と、九重連山や阿蘇山が望めます。
お目当てのヒゴタイも咲いてて嬉しい!
九重の広大な草原の中を車で走り抜けると、そこは癒しの公園が待っていました。
目次
ヒゴタイ公園ってどんなとこ?
ヒコダイ公園は、九重連山の南ふもとの阿蘇郡産山村(うぶやまむら)にあります。
産山村は、
産山村は、九州のほぼ中央部にあたり、熊本県の最北東端で大分県との県境にあたります。
広大な原野と豊かな自然に恵まれてる場所。
久住・阿蘇・祖母の三山を一望できることから、徳富蘇峰(明治の文豪)が、一覧三山台(いちらんさんざんのだい)と称しています。
ヒゴタイ公園の詳細
標高約900メートルにある「ヒゴタイ公園」には、四季折々の花が咲き誇ります。
歩きやすい散策道があるので、景色を見ながらのんびりと楽しめました。
でも、とっても広いよ~
キャンプ村を合わせると、30ヘクタールの広さがあるそうです。
ヒゴタイの見ごろ:8月中旬から9中旬頃。
春はハルリンドウ、秋はコスモスなど。他
公園入口のビジターセンターでは、高原の花について学ぶ事が出来ます。
【お問い合わせ】0967-25-2777
【入場料】一般 300円/小・中学生 200円 (7月中旬~10月中旬)
【営業時間】8:30~17:00
【定休日】不定休(冬期は無料開放)
アクセス
行きは、国道11号の「やまなみハイウェイ」にある看板から入りました。
帰りは国道442号線の「ぐるっとくじゅう周遊道路」へ抜けました。
国道11号からだと、草原の細い道をかなり走ります。(駐車場無料)
九重ICから車で約50分
熊本ICから車で約1時間30分
JR宮地駅より車で約30分
ヒコダイ公園の景色や花の様子
高原の散策道の遠くは阿蘇の山々、
気持ちがよい草原が続きます。
クレオメ
ピンクや白のクレオメがたくさん咲いていました。
クレオメは、ふんわりしてて素朴な感じの優しい雰囲気がする花です。
風に蝶が舞うような花姿から「セイヨウフウチョウソウ」とも呼ばれているそうです。
茎の先端に、たくさんの花が固まって咲いていますよ。
ひゅんと伸びた、長い雄しべも印象的です。
英名では、「Spider flower」
直訳すると、蜘蛛(クモ)の花なんだそう。
フウチョウソウ科フウチョウソウ属/学名:Cleome spinosa
サルビア
「赤いサルビア」が、入り口付近の花壇や園内で咲き誇っていました。
遠くからでも目立っていて、草原にグリーンによく映えています。
この情熱的な花色から赤いサルビアの花言葉は、「燃える思い」だそうですよ。
ちょうど見頃のようでしたが、サルビアは花期がながい花。
シソ科サルビア属/学名:Salvia farinacea
ヒゴタイ
お目当てのヒゴタイは、草原の中にポンポンと咲き誇っていました。
やっぱり可愛い!
山々を背景に、黄色いオミナエシと一緒に咲いてる姿がステキです。
どことなく懐かしい雰囲気が漂います。
ヒコダイは、30年前ごろは原野の至る所に自生していたそうです。
今では、減ってしまって「絶滅危惧種」に指定されています。
直径5㎝程の紫の花。 トゲトゲのボールみたいですよね。
とにかく可愛い!!
たくさん増えて欲しいですね。(お願い)
ヒゴタイのことは、こちらにも詳しく書いています。
☟
キク科ヒゴタイ属/学名:Echinops setifer
オミナエシ(女郎花)
秋の七草のひとつ。
この時期、黄色のオミナエシがとてもきれいで草原に彩りを与えていました。
秋風に揺れる花姿が、繊細で寂しそうな女性を連想させますか?
花言葉は、「美人」とか「はかない恋」とか・・・・だそうです。
でも、近くで見ると元気印の鮮やかな黄色。
オミナエシは、とても小さな黄色い花が、まとまって咲いています。
乾燥させて煎じたものは「肺醤(はいしょう)」という生薬になるそうで、解熱や解毒作用があるそうですよ。
ミナエシ科オミナエシ属 /学名:Patrinia scabiosifolia
コスモス畑
園内には、広いコスモス畑があります。
阿蘇の山々を背景に咲くコスモスは、きっと圧巻でしょうね。見ごろはもう少し後のようです。
チラ、チラッと咲いていましたよ!
どんぐりの木がいっぱいあった!
どんぐりの木がたくさんありましたよ。
こんな実がたくさん実っていました。
なんとも可愛かった。
散策した後は、「ビジターセンター」に立ち寄りました。
高原に咲く花が、わかりやすくパネルになっています。
お土産物も販売しています。