諫早公園の紅葉を見たあとに、ところで上山公園(じょうやまこうえん)の紅葉はどんな感じだろう?
そう思って上山公園に向かって歩いてみました。
すると、上山公園の少し手前側、隣接している「天祐寺」の入り口のモミジがとってもきれい。
赤いモミジに誘われて参道へ・・・・
秋色になった参道の小道をずんずん上りつめると、天祐寺奥の院がありました。
天祐寺奥の院「虚空蔵堂」は、上山公園の山頂にあたるそうです。
山を彩る赤やオレンジ、黄色のモミジを楽しめたひと時になりましたよ。
天祐寺と上山公園の紅葉の巡りへ
「天祐寺」は、曹洞宗のお寺。
開基は西郷尚善で諫早家の菩提寺にもなっています。
諫早家墓所には、初代龍造寺家晴公から十八代家興までの墓があり、「弥勒四十九院」造りといわれる特徴的なつくりなど佐賀藩の色を濃く残しています。
「上山公園」は、小高い山になっています。
散策道があってハイキングコースみたいになっていますよ。
代々諫早家の留山(直轄の山)として維持・管理された地域だったそうです。
今は、諫早市で最も大きな公園で面積120.3ha。
諫早公園も上山公園に含まれているようです。
アクセス
住所:長崎県諫早市西小路町1116
JR諫早駅から島原鉄道(各停島原外港行)乗車約5分、本諫早駅下車徒歩約10分。
駐車場あり。
天祐寺の参道の紅葉の彩り 天祐寺奥の院へ
天祐寺の入り口は、モミジが紅葉して絵画のよう。
虚空蔵堂参道へ行ってみることに。
参道は、しっとりとした小道になっています。
辺りはすっかり秋色、きれいで気持ちがいいー
赤、オレンジ、黄色、緑
紅葉の彩りをルンルンと楽しみながら、坂道の参道を上へ上へと登っていきました。
参道沿いには、たくさんのモミジが植えられていて楽しめます。
途中に竹林の小径。
上りつめると、天祐寺奥の院「虚空蔵堂」
虚空蔵とは、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)の略だそうです。
虚空がすべてを蔵するように、無量の智慧と福徳をそなえているの意で、人々にこれらを与え、願いを満たし救うという菩薩。
虚空蔵堂周辺にもたくさんモミジが植えられています。
ひっそりとした山の中にいるような感じです。
下りてきました。
次は、隣の上山公園へ
上山公園の紅葉の彩り
小高い山は、所々赤く紅葉しています。
秋の装いですね・・・
池の側
大きなモミジの木が思いっきり紅葉していました。
イチョウの絨毯。
標高122mほどの「上山」は、スタジイ、アラカシ、クロバイ、ヤマモモなど常緑広葉樹が中心とする自然林だそうです。
紅葉する木は、さほど多くはなさそうですね。
上山は、高木、低木、草本層とまるで4階建てのアパートのような階層構造をなしていて、森のしくみの典型を見ることができる貴重な場所だそうです。
「森林浴100選の地」に選定されています。
あたり一面、小鳥の声がとっても賑やかでした。
自然がいっぱいなところでした。