垂れ下がるイルカ形の緑の葉が、とても愛らしくて癖になりそうな植物の「ドルフィンネックレス」は、多肉植物の一種で、正式名称は「セネシオ ペレグリヌス」。
丈夫で、育てるのも増やすのも簡単、初心者にもあつかいやすい植物です。
花期になると、ちょっと珍しい可愛い花を咲かせてくれます。
目次
ドルフィンネックレスの特徴や育て方、増やし方、花の様子
小さな葉の一つ一つが、イルカみたいな形のドルフィンネックレス。
(春に小さな株を植えてたら、冬にはこんなに広がっていきました。)
ドルフィンネックレスの特徴
「ドルフィンネックレス」は、グリーンネックレス、三日月ネックレスの仲間で、「グリーンネックレス」と「七宝樹」の交配種とされています。
下に向かって垂れ下がるように茎を伸ばしていきます。
耐寒性も強いので、冬でも屋外での管理ができます。
春と秋に成長する春秋型です。
分類:多肉植物
属名:セネシオ属
別名:ペレグリヌス
耐寒性/強い 耐暑性/強い
ドルフィンネックレスの花言葉:「豊富」「健やかな成長」「青春の思い出」
ドルフィンネックレスの育て方
- 栽培場所
日当たりのよい風通しの良い場所。
(真夏の高温や真冬の寒風は苦手) - 土
市販の多肉植物用の土。
配合する場合は赤玉土6・腐葉土2・川砂2などで水はけのよい土。 - 水やり
半月~1ヵ月に一度、土の表面が濡れる程度あたえます。
(乾かし気味に管理する。与えすぎは根腐れの原因となる。) - 植え替え
根詰まりがあったり、土が多湿傾向、水はけが悪くなった時。 - 病気
過湿になると根腐れの原因となるカビ類に侵食されます。
春~秋にかけてアブラムシが発生することがあります
ドルフィンネックレスの増やし方
株分けや挿し木で増やすことができます。
適期は5~6月の成長期のはじめごろとありますが、折れてしまった茎などをいつ挿しても案外ちゃんと付いてくれます。
ハートカズラと一緒に挿し木してみましたが、ドルフィンネックレスの方が元気で大きくなりました。(花も咲かせています)。
ドルフィンネックレスの花の様子
まだまだ寒い2月に、茎先に珍しい形の花を咲かせました。
飛び出してるクルクルがとても可愛いです。
雄しべのようです。
蕾も優しい色合いで、とても綺麗です。
芸術作品のような花。
1センチちょっとのとても小さな花ですが、とても魅力的です。
花を見つけた時は感激します。
ドルフィンネックレスの葉の様子
ドルフィンネックレスの葉は、飛び跳ねてるイルカの形が特徴的ですが、新芽や根元の葉は少し違った形をしています。
新芽。
まだ、イルカになりきれてないよーって感じですね。
根元の葉は広がっています。
ちょっと間延びしてしまったイルカ?
というよりミツバのようにも見えます。
垂れ下がってる葉。
こちらは、しっかりイルカの形。
元気よさそうなイルカがたくさんいます。
ドルフィンネックレスは、見てるだけでも本当に癒される植物です。
可愛いイルカさんに元気をもらいますよ!
ビワの木に鉢を吊るして、戸外でほぼ放置状態で育てていますが、元気いっぱいに育ってくれています。
時々茎が折れてしまうことがありますが、そんな時はそのままの状態で花壇に挿しても根付います。
ドルフィンネックレスは丈夫で育てやすい植物だと思います。