ミセス・スローカムは、ハス園の中でもひときわ目立つ華やかで美しいハス。
大型の八重咲き種で、とても見応えがあります。
ハスの花の命は短くて、閉じたり開いたりを繰り返しながら3~4日程で散ってしまうのですが、ミセス・スローカムは、開くたびに、色と形を変えていくようです。
淡いピンク色と、クリーム色の優しいコントラストが楽しめる花です。黄紅色のハスです。
目次
ミセス・スローカムの特徴や様子
大きな花を咲かせる「ミセス スローカム(Mrs. Perry D. Slocum)」。
(長崎県諫早市唐比ハス園 6月下旬の様子)。
ミセス スローカムの特徴
アメリカのペリー・スローカム(Perry D. Slocum)氏が、黄花蓮(キバナハス)と、中国産の赤色八重咲き種とを交配して作出。
大型種。
花径23~30cm程。
開花の経過と共に、花色が変化する特徴があります。
咲き始めの花は、淡い黄色の中にもピンク色が目立ちますが、ピンク色は花弁先に残るのみで、中心部は淡い黄色となります。
学名:Nelumbo nucifera
科・属名:ハス科・ハス属
開花時期:6月~8月
ミセス スローカムの花の様子
咲き始めの花。
花びらのベースの色は淡い黄色ですが、優しいピンク色が目立って綺麗です。
花びらが全開の美しい花のようす。淡い黄色に薄っすらピンク。
花が大きいので、迫力があります。
もうすぐ散ってしまうのでしょうか。
ミセス スローカムの蕾の様子
膨らみ始めた蕾。
先の方が薄っすらピンクに色づいています。
ミセス スローカムの花托の様子
淡いグリーンが爽やかです。
ハスの花托は、やっぱりシャワーみたいに見えてしまいます。
ミセス スローカムの葉の様子
葉も大きくてしっかりしています。
ミセス スローカムを見た場所
長崎県諫早市唐比ハス園には、約2ヘクタールのハス池に、13種類のハスと睡蓮などが植えられています。
中でも、「ミセス スローカム」の存在感は抜群でした。
たくさん咲いてとても綺麗でしたよ。
唐比ハス園の様子はこちらにも書いています。
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