夏に赤い花が咲く花木

夏を彩る赤い花(アメリカデイゴ)
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暑い夏は花が少なくなる時期ですが、猛暑でも鮮やかな赤花をつけてる樹木も多くあります。
赤い花は夏の青い空との相性もよく、見てるだけでも元気が出てきそうです。

夏に赤花を咲かせる樹木を集めてみました。

キョウチクトウ

キョウチクトウ(夾竹桃)の赤花

キョウチクトウ(夾竹桃)」は、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑中低木。
葉が竹(タケ)に、花がモモ(桃)に似ていることから名がついています。

花は枝の先端に直径4~5㎝の筒状の五弁花をつけます。
花色は赤、ピンク、白、淡い黄色。

キョウチクトウの花は真夏に長期間咲き続けます。
枝の生育状況により開花がずれるため、結果的に開花期が長くなるようです。
暑さはもちろん大気汚染や乾燥にも強い植物で、街路樹などにも利用されています。

開花期:6月〜9月
科・属名:キョウチクトウ科・キョウチクトウ属
樹高:2〜6m
花言葉:「油断大敵」「危険な愛」「用心」

 

サルスベリ

サルスベリの赤花

サルスベリ」は、ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木。
樹皮が白くなめらかな手触りで、猿も滑って落ちてしまうほどツルっとしていることから名が付いています。
別名:百日紅(ひゃくじつこう)。

花は円錐花序(えんすいかじょ)で、縮れた小さな花がまとまって穂のようにつきます。
花びらは6枚でフチが強く波打ちます。
花色は赤、ピンク、白、紫。

「百日紅」の名があるように、夏から秋まで長期間花します。
枝を大きく横に広げて、その先に鮮やかな花をたわわに咲かせます。

開花期:7月〜10月
科・属名:ミソハギ科・サルスベリ属
樹高:10m
花言葉:「愛嬌」「雄弁」

 

ノウゼンカズラ

赤花を咲かせるノウゼンカズラ

ノウゼンカズラ(凌霄花)」は、ノウゼンカズラ科の落葉性のつる性の落葉低木。
茎の節から細かい気根を出し、ラティスやアーチ、壁などに絡みついて生長していきます。

花は垂れ下がった枝にラッパ型で、下向きに咲かせます。
花色は赤、オレンジ、黄色。

盛夏に豊かな彩りを与えてくれる植物です。
一つひとつの花は短命ですが、次から次へ咲き誇ります。
丈夫な性質で、つるがどんどん伸びるため、壁一面を覆うほど大きく育てることもできます。

開花期:7月〜8月
科・属名:ノウゼンカズラ科・ノウゼンカズラ属
樹高:5~6m
花言葉:「名声」「名誉」「栄光」

 

スモークツリー

スモークツリの花穂

スモークツリー」は、ウルシ科ハグマノキ属の落葉高木。
花後の花穂がふわふわしていて、煙がくすぶってるように見えるので、煙の木との名前もついています。
別名:ケムリノキ(煙の木)、ハグマノキ(白熊の木)、カスミノキ(霞の木)。

初夏になると穂状の花序に小さな花が無数に開花し、花後に花柄が長く伸びて、細かいふわふわの糸状の毛が密生します。
花色(花穂)は、赤やピンクがかった赤色、赤紫、白、緑。

日本で改良された赤穂をつける品種に「リトルルビー」があります。
あまり大きくならない小型品種です。

開花期:6月〜7月
科・属名:ウルシ科・ハグマノキ属
樹高:3〜4m
花言葉:「煙に巻く」「賢明」「賑やかな家庭」

 

アメリカデイゴ

鮮やかな赤花をつけるアメリカデイゴ

アメリカデイゴ(亜米利加梯梧)」は、マメ科デイゴ属の落葉中木。
和名は「カイコウズ(海紅豆)」で、「海外から来た赤い豆」という意味です。

初夏から初秋にかけて、エキゾチックな真っ赤な花を咲かせます。
花は長さ7~8㎝の蝶形で、下向きにつきます。
花が終わるとインゲンマメのようなサヤをつけます。

樹冠が大きく広げ鮮やかな赤花をたくさん咲かせるので、遠目にも目立ちます。

開花期:6月〜9月
科・属名:: マメ科・デイゴ属
樹高:6〜10m
花言葉:「夢」「活力」「童心」

 

サンゴシトウ

赤い花をつけるサンゴシトウ

サンゴシトウ(珊瑚刺桐)」は、マメ科デイゴ属の落葉中高木。
アメリカデイゴに似た雰囲気を持つ花木で、「アメリカデイゴ」と「ヘルバケア」を交配して作られた園芸種です。

別名が「ヒシバデイゴ(菱葉梯姑)」とあるように葉の形が菱形に近いのも特徴です。
花は刀のような形で濃い赤色で鮮やかです。

開花期:6月~9月
科・属名:マメ科・デイゴ属
樹高:2.5~4m
花言葉:「夢」

 

サンタンカ

赤い花がきれいなサンタンカ

サンタンカ(山丹花)」は、アカネ科サンタンカ属の常緑性低木。
沖縄三大名花にも数えられており、沖縄県では「サンダンカ」の名前でも知られています。

花は枝先にかたまってつき、小さな星型の花を房状にこんもりまとまって咲かせます。
花色は赤・白・ピンク・黄・オレンジ等。

光沢のある濃緑色の葉と赤花のコントラストは、エキゾチックでいかにも南国風な雰囲気です。

開花期:5月~10月
科・属名:アカネ科 ・サンタンカ属
樹高:0.3~1m
花言葉:「熱き思い」「喜び」「張り切る」

 

ザクロ

鮮紅色の花をつけるザクロ

ザクロ(石榴・柘榴)は、ザクロ科ザクロ属の落葉小高木。

初夏になると、椿にも似た筒状の6弁の花を次々咲かせます。
花色は鮮紅色。
白や黄色、絞り咲き、八重咲きになるものがあります。

果実は秋に熟し、中にはたくさんのタネが詰まっています。
タネのまわりの外皮は透明で淡い紅色で、汁気が多く酸味と甘みがあり食用となります。

開花期:6月~7月
科・属名:ミソハギ科・ザクロ属
樹高:~7m
花言葉:「成熟した美しさ」

 

ハイビスカス

赤いハイビスカスの花

ハイビスカス」は、アオイ科フヨウ属で常緑の低木の総称です。
園芸種は5000種以上あるといわれています。
世界の熱帯~亜熱帯地方で栽培されている南国のイメージ感がたっぷりの花木です。

花は広漏斗型で先端が5つに分かれており、筒状に合わさった多くの雄しべが突き出ています。
花色は赤や黄色、白、ピンク、オレンジ、紫など。
花は垂れているもの、上向き、下向きなど咲き方も多様で、大きくはオールドタイプ、コーラルタイプ、ハワイアンタイプの3系統に分けられます。

 

開花期:5月~10月
科・属名:アオイ科・フィヨウ属
樹高:0.5~2m
花言葉:「新しい恋」「繊細な美」「あなたを信じます」「信頼」「勇気ある行動」

 

ブーゲンビレア

赤い花のブーゲンビレア

ブーゲンビリア」は、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の半つる性植物。
和名はイカダカズラ(筏葛)、ココノエカズラ(九重葛)。

熱帯各地で親しまれているつる性の熱帯花木です。
日本の自然環境下では5月~10月(真夏は休む)が開花時期。
温暖な地域では冬でも花を咲かせます。

花に見えるものは花を取り巻く葉(苞葉)で、実際の花は中央の3つの白い部分です。
花色(苞の色):赤、ピンク、黄、オレンジ、白、紫、複色。
苞は形や大きさがさまざまで、先が鋭角に尖っているもの、楕円形のもの、縁が内側に向けてカールしているものなどがあります。

 

開花期:5〜10月頃(気温があえばほぼ周年)
科・属名:オシロイバナ科・ イカダカズラ属(ブーゲンビレア属)
樹高:~10m
花言葉:「情熱」「あなたしか見えない」

 

ムクゲ

赤いムクゲの写真

ムクゲ(木槿)」は、アオイ科フヨウ属の落葉低木。
別名:キハチス(木波知須)。
夕方には萎んでしまう1日花ですが、夏の暑い盛りに鮮やかな花をたくさんつけます。

花形はハイビスカスに似ています。
花は5花弁がやや重なって並び、多数の雄蕊がついて(合着して)筒状になり、雌しべの花柱は長く突き出ます。
花色は赤、白、ピンク、紫など。
江戸時代から盛んに園芸用の品種が作られ、さまざまな花形や花色の園芸品種があります。

暑さや寒さにも強く丈夫で育てやすい花木です。
ハイビスカスやフヨウは半耐寒性落葉低木ですが、ムクゲは耐寒性低木で北海道でも地植えにすることができます。

開花期:7月~9月
科・属名:アオイ科・フヨウ属
樹高:1~2m
花言葉:「信念」「新しい美」

 

ネムノキ

淡紅色の花をつけるネムノキ

ネムノキ(合歓木、合歓の木)」は、マメ科ネムノキ属の落葉高木。
絹糸を束ねたような花を咲かせることから、英語ではシルクツリーとも呼ばれています。
別名、ネム、ネブ、ゴウカンボク(合歓木)。

梅雨から夏にかけて、枝先に細い糸を束ねたような繊細な花をつけます。
花は10~20個の花でできている集合花。
花色は淡紅色。

ネムノキは山野や河原に自生し、庭木ともされます。
葉は細かい羽状複葉で、夜になると小葉が閉じて垂れ下がる就眠運動を行います。
その姿が眠っているように見えることから名前がついています。

開花期:6月~7月
科・属名:マメ科・ネムノキ属
樹高:6~10m
花言葉:「歓喜」「胸のときめき」

 

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