スッとのびた葉に、緑と白の模様のコントラストが美しいオリヅルラン。
春から夏にかけてランナーの節から、白く小さな可愛らしい花を咲かせます。
初夏になると、たくさんの子株をつけるので、増やすのも簡単!
子株を育てて、プレゼントにしても喜ばれそうですよね。
オリヅルランは、お部屋に置いてると、色合いが優しくて爽やかな印象です。
爽やかと言えば、オリズルランには、空気清浄効果があるそうです。
1984年にNASAが行った実験で、空気中のホルムアルデヒドを葉に吸着する能力が高く、空気清浄効果があると示されているそうです。
オリズルランって、良いことづくめかも~
目次
オリズルランの育て方、増やし方
オリズルランの特徴
『オリヅルラン』(折鶴蘭、Chlorophytum comosum)は、キジカクシ科オリヅルラン属に属する常緑多年草。
原産地は、熱帯アフリカから南アフリカ。
細長い茎(ランナー)を伸ばして、その先に子株をつけてる様子が、折鶴がぶら下がっているように見えるところから、名前がついたそうですよ。
オリヅルランは、1年中緑色の葉っぱを生やし長い間枯れずに育ちます。
乾燥に強く、また過加湿な環境でも根腐れがおきにくい植物です。
お日様が大好きですが、日陰でも育ちます。
丈夫で栽培が容易なので、初心者でも育てやすい植物です。
子株が垂れ下がるので、吊鉢などにしても綺麗です。
オリズルランの育て方
置き場
日当たりに置きますが、日陰でも育ちます。
生育期間は5月から9月です。この間は風がよく通る屋外に配置しましょう。
冬は、寒さが厳しい地域では室内に置いて管理します。
水やり
春から秋は鉢土の表面が乾いてきたら与えます。
冬は鉢土を乾かし気味に与えます。
肥料
春から秋の生育期に緩効性化成肥料を2か月に1回、
又は、液体肥料を1週間から10日に1回
植え替え
生育が比較的おう盛なので、なるべく毎年植え替えます。
時期は、5月~9月
土をよく落として古い根や傷んだ根を切り落とします。一回り大きな鉢に植え替えます。
※ 育ててみて思うこと。
やっぱり外が好きな植物みたいです。
部屋の中で元気がない時は、外に出してみてください。葉の色合いも美しくなります。
オリズルランの増やし方
「オリズルラン」を育てるの楽しみのひとつが、簡単に増やせること。
暖かくなって外に出したオリズルランは、
初夏になると、どんどんランナーが伸びてきて子株が次ぎ次ぎと顔を出します。
子株から、簡単に増やすことができます。
子株が付いてる細長い茎(ランナー)をカットします。
この子株にはもうちょっと根がではじめている?
土に挿してあげます。
水は、なるべく毎日あげてください。
1か月程で、こんなに大きくなります。
切って、土に挿して、水をあげていただけです。
土も特に選ばなくても大丈夫なようです。
花壇に、子株をそっと植えてあげてても元気に育ちます。
大きくなったオリズルラン、1年後には、こんなに可愛い花を付けました。
オリヅルラン・ポニー
こちらは、葉がくるくるっとカールしているオリズルラン、
『オリズルラン ポニー』という名前がついています。
葉先が内側にカールしている種類で、とても可愛いです。
グリーンのストライプのリボンのような葉がとても綺麗。
子株もくるくる丸まった手毬のようになっています。
この種類も、同じようにたくさん子株がつきます。
プレゼントしたら喜ばれそうと思って、増やしています。
オリズルランの注意点
「オリヅルラン」は、とても丈夫な植物で、あまり病気にかかることはないと言われています。
それでも、葉先が茶色くなることがよくあります。
そんな時は、茶色の部分をハサミで斜めに切ると目立たなくなります。
下葉が茶色く枯れてきたら、株元から切り取ります。
「葉が茶色くなる理由」は、生育スピードが早いため根詰まりしてる、水が隅々まで行き渡らなくなり水不足になってるなどが原因と言われます。
最悪の場合は、枯れてしまう事もあるようです。
そんな時は、一回り大きな鉢に植え替えるとよさそうですよ。
植え替えを行うのは、5月~9月が適期です。
葉がだんだん細くなったりして、元気がなくなった時も植え替えると復活します!
ミントに似てて、とてもよい香りがする「アロマティカス」も、簡単にどんどん増える植物。
育てるのが楽しい植物です。
☟
多肉のカランコエ、「胡蝶の舞」もたくさん増えます。
子株が可愛すぎ!
☟
でも、寒さが厳しい地域では室内で管理する方が良さそうですよ。
一部品種をのぞいて冬の耐寒温度は0℃以上だそうです。