そばの花が見ごろを迎えているということで、本耶馬渓町新田地区へそばの花が咲く景色を見に行ってみました。
そこには、古羅漢を背景に白い花をつけた一面のそば畑がありました。
この季節にしか見れない、ステキな光景が広がっていましたよ。
素朴なそばの花は、一輪は小さくとも一斉に花開くと蕎麦畑を白く染め上げて感動的。
どこか懐かしい気持ちにさせる花だったりします。
古羅漢を背景に、可憐な花咲く蕎麦畑
夏の終わりから見ごろを迎える秋そばの花。
この白いそばの花は、1週間から2週間すると茶色に変わりそばの実が収穫されるそうです。
(見学した日 10月12日)
アクセス・地図
一面のそば畑は、古羅漢(ふるらかん)の前にあります。途中に看板も出ていました。
古羅漢の公共駐車場を利用することに。
住所:中津市本耶馬渓町折元、跡田
🚗:中津駅から車で30分
国道500号線から羅漢橋を渡ると、左前方に古羅漢が見えて来ます。
ソバ畑のようす
山々を背景に、畑一面に咲いてるそばの花。
畑が白っぽくなっています。そばの花はとても小さい花。
のどかな光景が広がります。どこか懐かしい感じがしませんか。
くき先に柄のある白い花をたくさんつけています。
蕎麦はタデ科ソバ属の一年草。
蕎麦の原産地は中国の西南部で、日本へは縄文時代に渡来したともいわれ、古くから栽培されていた植物みたいです。
江戸時代中期に麺状の「蕎麦」が作られるようになったそうですよ。「そば屋」が開店したのも江戸時代だそうです。
そばの花は、近くで見るとこんなにキュート!
花後は、三角錐状の褐色の実を実らすそうです。
花言葉には「なつかしい思い出」、「喜びと悲しみ」、「あなたを救う」
古羅漢(ふるらかん)の上からもそば畑を見学しました。
古羅漢(ふるらかん)へ登ってみました。
古羅漢は、屏風を拡げたような独特な形をしている岩山。
怪奇な岩峰や天然橋を持った高さ100m ほどの丘陵があり、不思議な様子をしています。
大正~昭和に活躍した広島の日本画家「雲せんさん」が二年間暮らしたといわれる草庵がありました。
耶馬溪を愛し描き続けた画家さんだったそうです。「深耶馬渓錦豊」「羅漢寺白光」
古羅漢から見たそば畑のようす。
駐車場から上まで、徒歩10分ほどで行けますよ。(ちょっと急な階段がたくさんあります)
羅漢寺(らかんじ)
羅漢寺の方も歩いていってみました。古羅漢の裏手にあたります。
羅漢寺は、羅漢山の中腹に位置する645年に創建された曹洞宗の本山。
日本最古の五百羅漢であり、洞窟の中には約3,700体以上の羅漢が整列しているそうです。
羅漢(らかん)とは、釈迦の悟りを得た弟子達のことだそうです。
羅漢寺本堂へは徒歩(15分)かリフト(5分)
この時期、中津市の三光コスモス園ではコスモスが見ごろを迎えていました。
素晴らしいコスモス園でしたよ!
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