サンビリーバブル 小さな花をたくさん咲かせるヒマワリ

サンビリーバブル 小さな花をたくさん咲かせるヒマワリ
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ヒマワリ・サンビリーバブルは、一般的なヒマワリに比べると花も草丈も小さめで、文枝して花を咲かせるヒマワリの園芸品種。

夏から秋終わりまで長期間咲き続け、1株で1000輪以上も咲くとされます。

正式名は「サンビリーバブル ブラウンアイガール」。
花の花芯の周りは、ブラウンのぼかしが入り、黄色とのコントラストがきれいです。

サンビリーバブル 特徴・様子・育て方

「サンビリーバブル」の群生。
秋口にもたくさん花を咲かせます。(9月の様子)。
小ぶりの可愛いヒマワリが、無数に咲く姿は圧巻です。

 

サンビリーバブルの特徴

サンビリーバブルは、近年作出され、国内外の新品種コンテスト受賞している新しいタイプのヒマワリです。
株式会社ハルディン(Jgardin)の登録商標の商品。

花期は、5月〜11月くらい。
よく文枝し、花種をつけずに咲くため、初夏から晩秋までと開花期間が長く次から次へと咲き続けます。
上手に育てると、1株でワンシーズンで1000輪以上の花が開花します。

花は10㎝前後、分枝性に優れた多花性。無花粉。種の採取はできない。
草丈は60㎝~1m弱くらいで、幅も同じくらいでこんもりと茂ります。

 

学名:Helianthus annuus ‘Sunbelievable’
科・属名:キク科・ヘリアンサス属
草丈:60~100cm
開花時期 :5月~11月
花言葉:「あなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」

 

サンビリーバブルの様子

分枝がよく、脇芽からもたくさん花をつける「サンビリーバブル」。

咲き始めは黄色一色のヒマワリのようですが、徐々に花芯(舌状花)が茶色に色づきます。

ヒマワリの花は1個の花に見えますが、小さな花(小花)が集まってる集合体。
外側が黄色い大きな花びら(花弁)をもつ舌状花、内側には小さい筒状花が密集しています。

中央がほのかに色づいた花びら(舌状花)。

内側には小さい筒状花(濃い茶色)がびっしり並んでいます。

舌状花の花芯が、オレンジに近いきれいなブラウンに色づいています。
花全体がグラデーションになってるようで、コントラストがとてもきれい。

横から見た様子。

下から見た様子。
ガクは多数。

蕾の様子。
しっかりとガクに包まれ守られています。

花後。
枯れていくようす。

サンビリーバブルは、無花粉なので、種の採取はできないヒマワリです。

通常ヒマワリは通常大量の花粉を放出しますが、無花粉のヒマワリは、作業をしている時や、切り花として利用してもテーブルや衣服を汚す心配がありません。

他にも無花粉のヒマワリは、「サンリッチ」、「ゴッホのひまわり」「モネのひまわり」、「小夏」、「ビンセント」などがあります。

葉の様子。
細長いハート型。
茎は赤味を帯びています。

茎の様子。
地面を這うように広がっています。
株張りは1メートルほど。

鉢植えでたくさんの花を楽しむためには、大きめな鉢が必要なようです。

 

サンビリーバブルの育て方

サンビリーバブルは、日本では寒さで冬を超えることができないため一年草扱いですが、実は非耐寒性多年草の植物です。

夏にはとても強く、猛暑の中でも元気に咲き続けます。

植付時期:5月~7月。

 

  • 栽培環境
    日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所。
    地植えの場合は、他の植物との間隔を広くとるようにしましょう。
    鉢植えの場合は、10号(直径30cm)以上の大きな鉢がおすすめです。
  • 水やり
    地植えの場合は、根付くまではしっかり水やりを行いますが、根付いてからは、極端に乾燥しない限り雨天任せでも大丈夫です。
    鉢植えの場合は、土が渇いたらたっぷりと水やりをします。
  • 肥料
    多花性のため、定期的な追肥が必要。
    春から夏の生育期間は週に1回程度液肥を与えるか、月に一回の緩効性肥料を与えてください。
  • 増やし方
    挿し木。

 

※ 株姿が乱れてきた場合は、摘芯をすると、ボリュームのあるよい株姿にすることができます。

 

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