「胡蝶の舞」は、多肉植物であるカランコエの種類の一つです。
カランコエの中でも胡蝶の舞は、大変育てやすい種類みたいですよ。
我が家の胡蝶の舞も、ほとんど世話いらずで、どんどんと成長して増えていきました。
冬になると、ベルのような形をした赤い可憐な花を咲かせてくれます。
思わずウットリしてしまう素敵な花です。
増やし方も簡単で、挿し木や葉押しですぐつきます。
目次
カランコエの特徴
和名:リュウキュウベンケイ(琉球弁慶)
科名 / 属名:ベンケイソウ科 / リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)
カランコエ属の植物は、アフリカ南部、東部、アラビア半島、東アジア、東南アジアに約100種が分布しています。
園芸品種を入れると、その数は200以上だそうです。
日本へは、江戸時代に渡来しています。
乾燥に強く、その反面、寒さや高い湿度に弱い特徴があります。
日照時間が短くなると花を咲かせる「短日性」です。
カランコエはいろんな種類があり、カラフルな花を咲かすものから美しい葉やおもしろい株姿を観賞するものなど変化に富んでいます。
カランコエ・胡蝶の舞とは?
胡蝶の舞(コチョウノマイ)は、マダガスカルが原産の種類です。
一般的にカランコエと言えば、可愛らしいカラフルな花を想像する人が多いと思うのですが、胡蝶の舞は、どちらかというと葉を楽しむ観葉植物のようです。
(よく見かけるカランコエ)
胡蝶の舞の特徴
胡蝶の舞は、縁取りがうっすら赤くて、ギザギザがある肉厚な葉が特徴的です。
冬になると、花茎を葉っぱの間から伸ばして「ベル型の赤っぽい花」を咲かせます。
その頃になると、葉もピンク色に紅葉していきます。
我が家では、小さな株の「胡蝶の舞」買ってきましたが、あっと言う間に大きくなりました。
葉がぽろりと落ちると、そこから子株が育ちはじめますよ。
挿し木でも簡単に増やせます。
カランコエ 胡蝶の舞の育て方
- 場所は、やや乾燥した、日当たりのよいところ。(湿度や寒さはやや苦手。)とても寒い冬以外は、屋外の方が元気に育つようです。
越冬温度は5度程度は必要と言われています。
ここ九州では地植えでも元気にしていますが、霜にあたると枯れてしまいます。夏は、葉焼けの心配もあるので半日蔭の☂のあたらない涼しいところがおススメです。
- 水やりは、乾燥気味(夏越しと冬越しの際は水やりも控えめ)
- 肥料は、生育期に緩効性肥料を与えます。
- 増やし方は、挿し木や挿し芽が簡単にできます。
初夏が適期ですがいつでもOKです。(暖かい時期が生育が早い。)
春から夏にかけてぐんぐん伸びます。
初心者でも大変育てやすい植物です。
カランコエ 胡蝶の舞の増やし方
挿し木や葉押しで簡単に増やせます。
挿し木の増やしかかた
伸びすぎた部分を折って土に挿したもの。
適当な場所で茎をぽきりと折って、そのまま挿しておいてもあっと言う間に成長します。
☝は、花壇に挿しておいたカランコエです。
葉押しの仕方
カランコエの葉をとって、半分、または3分の1ほど切り取り土に挿しておく。
数日後には、こんな可愛い芽が次ぎ次ぎ出てきます。
植木鉢の上にポトンと置いててもこんな感じです。
なんともいえない可愛さ🌸
勝手に増える場合
親株からぽとりと落ちた葉からは、子株が出来ていました。
※ 葉から出てくる子株はお花みたいでとても可愛らしいです。
早く成長させたい時は、茎を適当なところで折って土に挿しておけば、あっと言う間に大きくなります。
特に土も選ばないようです。
カランコエ 胡蝶の舞の花
冬になると、うつむき加減の可愛らしいベル状の花をつけます。
なかなか枯れることもなく数か月咲き続けます。
花期:12~2月
花言葉は、『幸福を告げる』、『あなたを守る』、『おおらかな心』
幸福を告げるという花言葉は、花の形が、幸せを告げるベルを連想させるということからつけられたものだそうですよ。
カランコエの寄せ植え
他の多肉植物やオリズルランと一緒に寄せ植えをしました。
このカランコエもポキっと折って挿しておいたものです。
冬になったら花を付けました。
葉もほんのり紅葉していて綺麗ですね。
丈夫で育てやすいカランコエ「胡蝶の舞」は、知らない間にどんどん大きくなります。
そうすると、背丈が高くなって折れやすかったり、横に広がって下がってくるので少々不格好になります。
そんな時は、適当なところで折って、挿し木をしてあげると良いと思います。
増やしてプレゼントにしても喜ばれますよ。
胡蝶の舞の新芽のようすを詳しく掲載しています。
とってもキュートです。
☟
また、落ちた葉やちぎった葉から出てくる子株は、見ていて飽きませんよ。
何度も見に行っていまう・・