庭に植えたコモンマロウ(ゼニアオイ)が、大きく育って綺麗な花をたくさん咲かせました。
念願だったハーブティー、ブルーマロウを作ってみましたよ!
乾燥させたマロウの花にお湯を注ぐと、何とも言えないステキなブルーになりました。
せっかくなので、レモンを入れてピンクに変化させたり、
氷にしてみたり、カルピスに入れてみたらどうなる?と、実験。
ついでに、梅酒にも入れてみたりと、いろいろ試してみました。
目次
ブルーマロウティーの特徴や効用
「ブルーマロウティー」は、コモンマロウの花を使って作るハーブティー。
コモンマロウ/アオイ科・ゼニアオイ属の多年草。
ゼニアオイはウスベニアオイの変種とされています。
マロウティーの特徴
色に特徴があるマロウティーは、お湯を注いだ瞬間の青色がとても印象的。
ブルーのお茶って珍しい。
色の変化もミステリアスで面白い。
ブルーのお茶にレモン汁を数滴たらすと、今度は、ぱっとピンク色に変化する不思議なハーブティーです。
ブルー ⇒ ピンクへ
その理由は、花に含まれる青色色素「アントシアニン」だそうで、
レモンによって、アルカリ性から酸性に傾くことで色が変化するようです。
マロウティーの味や香り
クセが無いというか、あまり味はありません。
香りもあまりありません。(柔らかい草のかおり)
マロウティーの効能
喉に優しいハーブと言われています。
口内炎や喉の痛みには、マロウのハーブティーでうがいをするのがおすすめだそう。
アントシアニンが入ってるので、眼精疲労にも良いと言われています。
ゼニアオイを天日乾燥させた花は、「錦葵花(きんきか)」と呼ばれ生薬として用いられています。
葉を乾燥させたものを生薬名で「錦葵葉(きんきよう)」
粘液質を含有することから、炎症保護の効能があるとされています。
マロウ(ゼニアオイ)ティーの作り方
マロウ(ゼニアオイ)は、赤紫のとても綺麗な花を咲かせます。
初夏になると、庭に植えたマロウ(ゼニアオイ)が、たくさん花を咲かせてくれました。
冬のハーブ園で買った小さな苗が、こんなに大きくなるのかとびっくりでした。
育て方や成長記録は、こちらがで見てみてね。
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花摘み
6月の中頃になると、次々と花を咲かせるマロウ(ゼニアオイ)。
なるべく咲いたばかりの花を集めています。
一株のマロウで、こんなにたくさんの花が摘めました。
というか、まだまだたくさん咲いています。
マロウは、旺盛なタイプの植物のようです。
大きさはこのくらい。かわいらしい!
花の乾燥
花を一つ一つ並べて干しました。(ざるや箱でも大丈夫)。
干し網ネットは、使い勝手が良いので一つあるとなにかと便利ですね。
(百均ショップでも売っています。)
乾燥具合は、2日後でこの位になりました。
(半日蔭で干しました。)
マロウ(ゼニアオイ)のドライハーブの完成
4日目に室内にとりいれました。
いよいよブルーマロウティーを作ります。
花をポットに入れ、熱湯を注いてみると・・・・
あっと言う間にブルーへ。
花びらの様子も綺麗で、なんだかとても幻想的・・・・
基本の入れ方
ドライのマロウ(ティースプーン1杯分)+熱湯(ティーカップ1杯分)。
蒸らし時間: 3分~10分。
(甘みの欲しい方は、蜂蜜や砂糖をお好みで・・・)。
とても美しい色。
レモンを入れてみました。
レモンを数滴入れてみると、
みるみるピンクへ。
こちらの方が、飲みやすい感じがします。
氷にしてみました。
氷にしてみると・・・
ステキな氷が出来て大感激!
特にピンク氷は、薄いピンク色のお茶だったのに、とても濃い色になっています。
(不思議!&びっくり!)
誰かをびっくりさせてみよ~
カルピスに入れてみました。
普通のカルピス。(氷入り)
青いマロウティーを入れてみると、ピンクがかったカルピスへ変わっていきましたよ。
なんだか「葡萄(ぶどう)カルピス」みたいですね。
味は、普通のカルピスと変わりません~
マロウ(ゼニアオイ)のハーブティーの感想
梅酒にいれたらどうかな・・・と挑戦しましたが、
うっすらと色の変化はありましたが、そんなに変わりばえはありませんでした。
「ブルーマロウティー」は、ふんわりと優しい味わいです。
美味しい!ってほどではないけど、ちょっと草っぽく野原の雰囲気を感じられるハーブティー。
色が個性的なので、かえって癖のない優しい味わいに癒されます。
作るのもワクワク、楽しいひと時でした!
ブルーマロウティーは、他の紅茶やハーブとのブレンドもおすすめだそうですよ。
自家製マロウティーは、半年くらいを目安に使い切るのが良いみたいです。
紫陽花が咲く時期になると、たくさんの花を咲かせて楽しませてくれました。
味は、やっぱりあまりしない・・・
ふんわりした優しい香りがします。