夏の沖縄旅行ではじめて飲んだ「さんぴん茶」。
とっても美味しくて、夏の暑さや移動の疲れを癒してくれました。
ふんわりと良い香りがするので、かなりリラックス効果がありましたよ。
すっかり気に入ってしまい、お土産にも買って来ました。
さんびん茶ってどんなお茶?
特徴や効用をしっかり調べてみました。
目次
沖縄のさんぴん茶 特徴や効用、飲んでみた感想
沖縄の自動販売機では、「さんぴん茶」が普通に並んでいます。
ホテルや食事処でも「さんぴん茶」をいただきました。
さんぴん茶ってどんなお茶?
はじめてさんぴん茶を飲んだ時の感想は、「う~ん どこかで味わった味? この雰囲気はえっと・・・」
そうそう、中華料理にも良く出てくるお茶の味に似てる!
ふんわりと甘い花の香りがするジャスミン茶。
「さんぴん茶」とは沖縄方言の呼び名で、
実は緑茶にジャスミンの花の香りをつけた中国茶の「ジャスミン茶」と基本的には同じお茶みたいですよ。
沖縄では、日常的に親しまれているお茶でダントツの人気を誇るお茶だそうです。
中国語で香片茶(シャン・ペン・ツァー)がなまって、さんぴん茶になったらしい。
でも「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」には、少し違いもありそうです。
さんぴん茶とジャスミン茶の違い
- 「さんぴん茶」は、茶葉をある程度発酵させて加熱する半発酵茶(ウーロン茶など)。
- 「ジャスミン茶」は、発酵させず加熱する緑茶ベース。
また、ジャスミン茶の方が味や香りが強い傾向があると言われています。
確かにジャスミン茶に比べると、香りも味も柔らかく、まろやかで飲みやすいです。
さんぴん茶の効果、効能
- リラックス効果・ストレス解消効果
さんぴん茶の原料であるジャスミンの花には、「ベンデルアセデート」という香り成分が含まれています。この香りには、自律神経を整える作用があり、緊張をほぐす効果があるそうですよ。
また、女性ホルモンの分泌のバランスを整える効果も期待できるそうです。 - 消化促進
ポリフェノールの一つである「タンニン」が含まれています。
タンニンは、消化促進作用があるそうですよ。
そういえば、油を使う中華料理にはジャスミン茶があいますよね。 - 口臭予防
「カテキン」がたくさん含まれていることによって抗菌作用が期待できます。
風邪の原因となる菌にまでも作用してくれるそうです。 - 美肌効果
「ビタミンCやE」が含まれているので、美容をサポートしてくれるそう。
さんぴん茶はカフェインが入ってるの?
「さんぴん茶」は、ノンカフェインではありません。
煎茶やウーロン茶とほぼ同じ位のカフェインが含まれています。
カフェイン量は100ml辺り20㎎ほど。
(参考:コーヒーは60㎎・紅茶は30㎎)
さんびん茶の入れてみます
沖縄で買ってきた「さんぴん茶」
『召し上がり方:普通のお茶の要領で、ひとつまみを急須に入れ、熱湯を注いでお飲みください。』
と、書いてありますよ。
茶葉は、こんな感じです。
白い花は、ジャスミンかな・・・
このお茶を作るのには、とても手間がかかるそうです。
夜に花が開きそうなジャスミンの花のつぼみを夕方までに手作業で摘み、何度も茶葉混ぜ合わせながら香りを移していくそうですよ。
お湯を入れてみました。
30秒~1分ほど蒸らしていただきます。
わ~ 乾燥していた白い花が開いていますよ。
お湯を注ぐとたん、優しく甘いお花(ジャスミン)の香りがふんわり漂ってきます~
ジャスミンは、モクセイ科の植物で「香りの王様」とも呼ばれ、優雅で甘美な香りが特徴の花。
クレオパオラが愛した香りとしても知られています。
同じ茶葉は、4、5回使えそうですが、1回ごとに薄くなっていくので蒸らし時間を長くすると良さそうです。
さんぴん茶の感想
さんぴん茶は、飲みやすくて美味しいです。
香りは甘いのだけど、味わいはスッキリとしていて、ちょっとくせになりそうですよ。
爽やかな香りの影響なのかな~
かなりリフレッシュできます。
カフェインに強い人だったら、寝る前に飲むのも良さそうです。
沖縄では、自販機にこのようなお茶もありました。「うっちん茶」
こちらは、ウコンのお茶みたいです。
こちらも美味しかったですよ。
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自販機では、さんぴん茶ばかり買っていました~