島根県松江市の大根島(だいこんしま)にある日本庭園の由志園(ゆうしえん)へ行ってきました。
広大な池泉を廻る緑豊かな山水の庭は、手入れが行き届いていてうっとり。
時間を忘れてしまいそうでした。
緑の庭園には、赤く色づく紅葉が彩りを添えていました。
牡丹でも有名な由志園、秋にもこんなきれいな牡丹も見れるんですね!
牡丹って、華麗で豪華。抜群の存在感があって魅了させられます~🌸
目次
由志園の秋のようす 日本庭園の景色や紅葉や牡丹と見どころ満載
由志園は、波静かな中海に浮かぶ小さな島、大根島(だいこんしま)にあります。
大根島は、今から約19万年前、江島からの一連の火山活動で誕生した島で平坦な火山島。
薬用人参とボタンの産地として有名な島で、大根島で出荷される牡丹は、年間180万本と全国一だそうです。
由志園ってどんなとこ?
年間30万人もの観光客が訪れる約1万2千坪の日本庭園回遊式日本庭園。
由志園の初代園主 門脇栄は開園の「志」(こころざし)を「決して利己を目的とするものにあらず、大根島の産業の推進こそ天恵に応える郷民の務めなり。その布石となればと願うなり」とします。
これに父・由蔵(よしぞう)の名前から一字を取り、合わせて「由志園」と名付けました。引用:由志園HPより
今から30数年前、波静かな中海に浮かぶ大根島の風光明媚な環境に着目し、観光開発の一助になればと日本庭園を造ろうと志しから8年という長い苦難の歳月を乗り越え、昭和50年4月に開園。
枯山水庭園や築山や池や滝、牡丹の館などの散策を楽しむことができます。
また、料亭や食事処、茶房、お休み処や売店などがあります。
由志園の庭園めぐりへ
手入れの行き届いた美しい庭園、順路にしたがってゆっくり1週しました。
秋を楽しめますよ~ 紅葉が始まっていてとても綺麗でした。(11月の始め)
落ちついた素敵な庭。秋の色どりもとてもきれい。
ミストが幻想的な霧の日本庭園をかもしだしています。
サザンカが咲いていましたよ。
寒牡丹
4月下旬から5月中旬が見ごろの牡丹ですが、寒牡丹が咲いています。
ボタンは、年一回咲きの品種と年二回咲きの品種があり、寒牡丹は年二回咲きの品種のようですね。
フリルのように幾重にも重なった花びらは、ほんとに豪華です。
出雲の誇り(いずものほこり)
牡丹の館
牡丹の館には、たくさんの牡丹と緑の植物がありました。
温度、湿度の調整に細心の注意をはらって育てられてるとのこと。
大輪の牡丹が一年中鑑賞できるなんて素晴らしいです。
牡丹の花言葉は、「風格あるふるまい」「王者の風格」うーーん。なかなかぴったり!
牡丹の館には、苔やシダ植物も多くあってとても面白かったです。
築山
赤い橋を渡たると築山へ
築山とは、土砂や石を積み上げて山に見立てたもの。
ツツジの紅葉がきれい。
枯山水庭園
水の流れを熊手で跡をつけられた砂や石で表現されてる枯山水庭園。
しっとりとして落ち着いた趣きのある庭でした。心が静まる・・・
滝
園内には、「竜渓滝(りゅうけいだき)」「雄滝」「雌滝」の3つの滝があります。
大きな滝ではありませんが、自然の風景が十分に味わえように造られていて癒されます。
水辺の植物や苔を見ていて楽しいのは、私だけ?(苔すき)
ここの庭園には、いろんな種類の苔、きれいな苔もたくさんありました。
生育環境が良いのかな・・・
お花を売ってる売店
店内には、売店や郷土料理を味わえるお食事処、庭園を眺めながらくつろげる喫茶コーナーなどもあります。食事をしたり休憩したりゆっくりもできますよ。
島の特産である高麗人参は、「雲州人参」とも呼ばれ、およそ二百年も昔から栽培されてるそうです。
いろんなお花や植物を販売しているお店は、駐車場の側にありました。
島根の観光では、素晴らしい庭園や花や植物をたくさん見ることが出来きました。
「由志園」「足立美術館」「フォーゲルパーク松江」どこも大満足でした!
植物好きにはたまらないですね。
また違った季節にも行ってみたいところばかりでした。