ワイヤープランツ・スポットライト 美しい斑入りの様子

綺麗斑がはいるワイヤープランツ・スポットライト
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「ワイヤープランツ・スポットライト」は、ワイヤープランツの斑入りの品種。
細枝につく小さな丸い葉に、マーブル模様のカラフルな斑が入ります。

一年中葉を茂らせる植物ですが、春になると赤い新芽がたくさん出るので、より明るい色合いになります。

ワイヤープランツ・スポットライトは、ワイヤープランツと同様に暑さ寒さにも強く、繫殖力旺盛で育てやすい植物です。

ワイヤープランツ・スポットライトの特徴や様子

地植えの「ワイヤープランツ・スポットライト」。春の様子。

ワイヤープランツ・スポットライトの特徴

ワイヤープランツの原産地はニュージーランドで20種程の品種があると言われています。
タデ科の半耐寒性ほふく性常緑低木で、小さな丸い葉と、細いワイヤー(針金)の様な茎が特徴的です。

ワイヤープランツ・スポットライトは、斑入りの品種で、クリーム色やピンク色がマーブル状に入るカラフルなワイヤープランツで、色味がきれい。

ほふく枝で地を這うように伸び、垂れ下がる特徴があるので、バイキングや寄せ植えグラウンドカバーにも利用されてます。

 

学名:Muehlenbeckia complexa ‘Spotlight’
科・属名:タデ科・ミューレンベッキア属
原産地:ニュージーランド
用途:鉢植え、コンテナ、ハンギング、グランドカバー、トピアリー

 

ワイヤープランツ・スポットライトの様子

小さなポット株で購入し、地植えしたところ、生育旺盛でどんどん広がりました。
花壇の縁取りに活躍してくれてます。
広がりながら伸びるほふく性。

愛らしい色合いで、庭に彩りをあたえてくれる存在。

色とりどりの小さな葉が素敵ですが、同じ株でも斑が入らない緑の葉もあります。
また冬は緑葉が多くなります。

葉は、径0.5~2.5㎝程度の円形~長楕円形。
短い葉柄を持ち、茎に互生します。
茎は針金のように細く、分枝しながら地面を這うように伸び、1~5mの長さに成長します。

葉色は緑色とクリーム色とピンク~赤。
若い茎は赤味を帯びています。

柔らかな雰囲気。

春になると新しい葉が次々と・・

花の蕾ようにも見える赤い新芽。

新芽は赤い小さな葉がクルクルと巻いています。

昨年株分けしたワイヤープランツ・スポットライトからも、次々新葉が生まれました。

垂れ下がる様子は、芸術作品みたいでとても綺麗です。

色とりどりの葉。茎。

アリが遊びに来ていました。

株分けで簡単に増やせるのも嬉しい植物です。

ワイヤープランツは茎が地面に付くと根を出すので、それを株から切り離して苗として育てると簡単に根付きます。

 

緑葉のワイヤープランツの様子

基本種の緑葉のワイヤープランツ。春の様子。

ワイヤープランツも春は新葉がきれいな季節で、次々小さな葉をだします。

新芽は赤味を帯びており、開いた新葉の縁もうっすら赤い。

緑葉のワイヤープランツとワイヤープランツ・スポットライトを比べてみました。

 

 

ワイヤープランツ・スポットライトの育て方

ワイヤープランツ・スポットライトは、ワイヤープランツ同様に寒さ暑さに強く、育てやすい植物です。
(耐寒温度は-5℃前後)。
暖地では、地植えの放置でも旺盛に育ちます。

増えすぎると株が蒸れやすくなっていますが、水切れすると一気に葉がポロポロと落ち、枯れる原因にもなります。(特に鉢植えでの水切れは注意が必要)。

また、株が古くなるとやや斑が出にくくなりますが、刈り込むと斑の入った新芽がたくさん芽吹きます。
株姿が乱れる時や形を整えたい場合も、好みの長さに刈り込みます。

 

  • 栽培環境
    風通しがよい、日当たりの良い場所でよく育ちます。
  • 水やり
    庭植えの場合は、根付けばほぼ降雨のみで大丈夫です。
    鉢植えの場合は、土がよく乾いたらたっぷりと水やりをします。
  • 肥料
    夏と冬を除き、緩効性化成肥料または液体肥料を施します。
  • ふやし方
    株分け・挿し木。

 



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