白いツユクサのトキワツユクサ(常磐露草)とツユクサの仲間

白いツユクサの花の写真
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4月の終わり、トキワツユクサ(常磐露草)が群生していました。

この白い花のツユクサは、子供のころから馴染みのある「青い花のツユクサ」よりも一足はやめに花を咲かせるようです。

ツユクサにトキワ(常磐)がつくのは、葉が常緑なことが由来のようです。

この時期、赤紫の花を咲かせる「ムラサキツユクサ」も路地で見かけたりもします。
ツユクサの仲間も調べてみました。

白い花を咲かせるトキワツユクサ(常磐露草)の特徴・様子・ツユクサの種類

白いツユクサ

トキワツユクサ」は南アフリカ原産の白い花弁を持つツユクサの仲間。

よく見かける白いツユクサは、「トキワツユクサ(常磐露草)」だと思い込んでいましたが、調べてみると、「ミドリハカタカラクサ」、「オオトキワツユクサ」などの種類もあるようです。

 

ノハカタカラクサは別名トキワツユクサともいわれる。

緑色で結実しないタイプを「ミドリハカタカラクサ」と呼び、紫色を帯び結実するものを「トキワツユクサ(ノハカタカラクサ)」とすることも多くなってきた。「オオトキワツユクサ」は日本では別種としていることが多いが、同種として扱うことが普通である。

http://mikawanoyasou.org/data/midorihakatakarakusa.htm

「オオトキワツユクサ」の花は、「トキワツユクサ」の花より一回り大きい。

※ ツユクサは稀に白花もあり、「シロバナツユクサ」と呼ばれています。(ツユクサの変種)

 

トキワツユクサ(常磐露草)の特徴やようす

昭和初期頃に観賞用として南アメリカから持ち込まれたとされる「トキワツユクサ」。
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。

 

群生を見かけたときは、「あれ? 白いツユクサが咲いてる」と言った印象でした。

やや湿っている日陰や水辺に多く群落を形成するようです。(写真は、湖畔に近い林の中で咲いていたもの。)

1センチちょっとの小さい花ですが、白い花弁の三角形の花を3枚咲かせ、黄色の葯が目立ちます。

繁殖力がとても強いらしく、外来生物法によって要注意外来生物として指定されています。

※ ツユクサは食べられる植物ですが、トキワツユクサは、食用にできない植物なので注意も必要。

 

透き通るような純白の花びらで綺麗。

茎の先にある葉のわきから花柄を伸ばし、花を数個咲かせます。

雄しべは6本あり、その先に黄色の葯(花粉の袋)がつく。中心に1本の雌しべ。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。

 

トキワツユクサ(常磐露草)】

科・属名:ツユクサ科・ムラサキツユクサ属
学名:Tradescantia fluminensis
英名:Wandering jew
別名:ノハカタカラクサ(野博多唐草)
開花時期:4・5月~7月

花言葉は、「尊敬」

 

 

ツユクサ(露草)

ツユクサ」の開花の季節は6月~9月頃で夏の花。

小さな青紫色の花を咲かせる一年草。
ボウシバナ(帽子花)などの可愛い名もついています。

庭の木陰に勝手に生えてきたり、畑の隅や道端でも見かけることの多い植物。

花びらが3枚あり、羽の様に上を向いている2枚の青色い花びらと、下に1枚小さな白色の花びらがあります。

雄しべは6本。上の3本の葯は明るい黄色、中央の1本あり、下の2本は長く伸びています。
雌しべは、1本。

 

名前の由来は諸説あるようですが、朝露を連想させる植物ということ。

朝露が乾かないうちにしぼんでしまう一日花の性質、露のようにはかないなどから → ツユクサ(露草)。

 

ツユクサ(露草)】

和名 ツユクサ(露草)
科・属名:ツユクサ科・ツユクサ属
学名:Commelina communis
英名:day flower
別名:ツキクサ(月草・着き草)、アオバナ(青花)、ホタルグサ(蛍草)、ボウシバナ(帽子花)
開花時期:6月~9月

花言葉:「小夜曲(セレナーデ」「懐かしい関係」「変わらぬ思い」

 

ムラサキツユクサ(紫露草)

ムラサキツユクサ」は、ツユクサ科ムラサキツユクサ属に属する植物で多年草。

花は、ツユクサより大きめ(花径2~3㎝程度の花)で艶やかです。

3枚の紫色の花びらに、細長い葉っぱが特徴です。中央には黄色い葯が目立つ雄しべが6本。

明治時代に観賞用として日本へ持ち込まれ野生化しています。

 

園芸品種が多くあり、ムラサキツユクサとオオムラサキツユクサをかけ合わせて作られた品種など花色も豊富です。

 

ムラサキツユクサ(紫露草)】

科・属名:ツユクサ科ムラサキツユクサ属(トラデスカンチア属)
学名:Tradescantia ohiensis
英名:Commom spidewort
別名:インク花、アンダーソニアナ、オオムラサキツユクサ
開花時期:4~8月

花言葉:「快活」「ひとときの幸せ」「淋しい思い出」「尊敬しています」

 

ムラサキゴテン(紫御殿)

ムラサキゴテン」は、メキシコ東部の沿岸地域に分布するツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。

分枝した茎の頂部の葉の付け根に、花径2㎝程度のピンク色の花を咲かせます。

花は3枚の花弁を持ち、中央には黄色い葯が目立つ雄しべが6本
葉は、厚く茎や根が太いことから多肉植物として扱われることもあります。

葉をはじめ茎や萼(がく)に至るまで全身紫色に染まり、観葉植物としても用いられます。

 

ムラサキゴテン(紫御殿)】

科・属名:ツユクサ科ムラサキツユクサ属(トラデスカンチア属)
学名:Tradescantia pallida ‘Purple Heart
英名:Tradescantia pallida
別名:パープルハート、セトクレアセア
開花時期:7~10月

花言葉:「優しい愛情」「誠実」「変わらぬ愛」

 

 

他にもツユクサの仲間には、綺麗なピンク色の花を咲かせる「アカバナツユクサ(赤花露草)」・丸い大きな葉をもつ「マルバツユクサ(丸葉露草)」・茎の先端近くの葉に白あるいは赤紫色のまだら模様をもつ「ハツユキツユクサ(初雪露草)」。

ツユクサの変種には、花弁の白い淵のフリルがある「メガネツユクサ(眼鏡露草)」花が大きく花でフリルがある「オオボウシバナ(大帽子花)」など

優しい感じのする観葉植物、細い枝の先に小さな花を咲かせる「ブライダルベール」もツユクサ科の植物です。

 

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