桑の葉茶をお土産に頂きました。
小さい頃桑の実を食べたことがありますが、桑の葉茶を飲むのは初めてです。
お茶が大好きなのでとても嬉しいです。
桑の茶の味はどんな感じ?
効能も調べてみましたよ。
桑(クワ)ってどんな植物?
クワは、クワ科クワ属の落葉高木の総称。
中国や日本などの亜熱帯地域を原産。
葉っぱが蚕のエサになることで有名。
かつて里山では養蚕業が盛んで、桑の木は養蚕農家にとって大切な樹木でした。
桑の葉
桑は薬草としても知られています。
古くから健康効果がある食品として食されてきたようです。
神と仙人の茶、「神仙茶」と呼ばれ薬膳漢方として使われています。
鎌倉時代の記録、栄西禅師が書いた茶書の「喫茶養生記(きっさようじょうき)」には、長寿の薬としての記載があるそうです。
桑の葉茶の効能や味、感想
こんな可愛らしい桑の葉茶をいただきました。
ティーパックになっています。
桑の葉の効能は?
桑の葉茶は、主に糖尿病や動脈硬化の予防と血行促進に効果的だそうです。
また、桑の葉には、「DNJ((1-デオキシノジリマイシン))」という成分を自然界で唯一多量に含んでいる植物だそう。
この成分は、糖質の吸収を抑える働きがあり、血糖値の急激な上昇や下降をコントロールしてくれるそうですよ。
他にも、
- 便秘改善効果
- ダイエット効果
- 二日酔い予防効果
- メタボ予防
桑の葉の成分は、
カルシウム 鉄 ナトリウム カリウム カロチン ビタミンA 効力ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンC ニコチン酸 食物繊維 亜鉛 銅 フラボノイド系の成分 など
カフェインは?
桑の葉茶はノンカフェインです。
夜の寝る前や妊婦さんにも良さそうです。
小さい子供さんも大丈夫そうですね。
副作用は?
副作用も調べてみました。
多く取り過ぎると、お腹がゆるくなる場合がある。(植物繊維が多い為)
糖尿病の治療をしている人は、血糖値が下がりすぎる可能性もあるので主治医に相談する。
桑茶を入れてみます!
長崎の離島、五島産の桑茶です。
袋を開けると、ふわ~と優しい茶葉の香りがしますよ~
煎茶に近い香りで、煎茶よりも少し甘い香りがします。
爽やかで個人的には好きな香り。
熱湯を注ぎました。
色も煎茶に似ていますね。
綺麗な色。
味は、ひとことで言えば、「飲みやすくて美味しい!」
煎茶+草っぽい味。
薬草茶ってほどの癖はなく、大人っぽいお茶って感じ?
自然っぽい風味で癒されます。
ふわ~と漂ってくる桑の葉の恵み。
どこか懐かしい感じもしました。
1つのティーパックでこのポット3杯くらいは大丈夫そうです。
結構味がしっかり出ます。
桑の豆知識
桑は、4月ごろに淡黄緑色の穂状の花を咲かせます。
6月初旬辺りから赤紫の実が食べごろに・・・
桑の実は、「マルベリー( (Mulberry) 」とも呼ばれていますよ。
(べりーとは、多肉質の小果類の総称のことらしい)
また方言では、「どどめ」と呼ばれています。
どどめ色って、聞いたことありませんか。
赤紫から青紫、黒紫を指す色ですが、桑の実にちなんでるという説があります。
また、桑の花言葉は、
花が「彼女の全てが好き」
実は、「ともに死のう」だそうです。
ちょっと強烈ですね。
でも桑の葉茶は、とっても優しい癒しのお味でした!!
つぶつぶのベリー系で、熟れてるものはとても甘いです。
5月下旬から6月上旬に赤紫色の可愛い実をつけます。