秋の朝に散歩をしていると、雑草に混ざって小指ほどのとても小さなアサガオのような花が咲いていました。
葉を見ると朝顔みたいだけど・・・「こんな小さなアサガオもあるの?」
調べてみると、「ホシアサガオ」と「マメアサガオ」のようです。
色が違うけど、どちらもミニチュアのアサガオみたいでとても可愛いです。
気になったので詳しく調べてみました。
秋に咲いてる小さな朝顔、ホシアサガオとマメアサガオの特徴や様子
10月のはじめ、空き地は、雑草に混じっていろんな花が咲いていました。
草に混じって咲いている、ピンクや白の小さなアサガオは、ミニチュアアサガオみたいでした。
でも、アサガオって「夏の花じゃないの?」と思ったりしませんか。
アサガオの開花時期は、全体的に見ると7月~11月頃だそうです。
特にセイヨウアサガオ(西洋朝顔)などは、見頃が10月のも多いそうです。
ホシアサガオ(星朝顔)
「ホシアサガオ(星朝顔)」は、関東地方以南の道端や草地に生育。
熱帯アメリカ原産の帰化植物で、第二次世界大戦後に日本へやってきたようです。
名前の由来は、星形に開く朝顔の仲間である事から。
学名:Ipomoea triloba
科名/属名:ヒルガオ科 サツマイモ属
形態:一年草
英名:littlebell,three-lobed morning glory
開花期:9月~10月
花言葉:「絆」「優しい愛情」「くつろぎ」
とても小さな朝顔で、なんとも可愛い!
花の大きさは、直径15㎜程度で、1花茎に1~5個の花がついています。
花は、紫ぽいピンクで、中心部が濃色になっています。
漏斗状(ロウトジャウ)で、花びらの先が小さく鋭くなっています。
雌しべ1本、雄しべ5本。豹は白。
花冠は星形。
マメアサガオ(豆朝顔)
「マメアサガオ」は、関東地方以南の道端や草地、河原などに生育。
北アメリカ原産の帰化植物で、1955年に東京近郊での帰化が報告されたそうです。
名の由来は、花が朝顔に似て、小型である事を豆に例えての事から。
学名:Ipomoea lacunosa
科名/属名:ヒルガオ科 サツマイモ属
別名:ヒラミホシアサガオ(平実星朝顔)
形態:一年草
英名:whitestar, pitted morning-glory
開花期:9月~10月
花言葉:「見つけたら幸せ」「固い絆」
こちらもとても小さい朝顔。
大きさは、直径15㎜程度でホシアサガオと同じ位で、花の形も似ています。
雌しべ1本、雄しべ5本。
真っ白の花びらの中は、紫色の雄しべの豹が目立ちます。
マメアサガオの別品種には、ベニバナマメアサガオ(紅花豆朝顔)があります。
ベニバナマメアサガオは淡紅色で、中心部が濃紅色にならない。
アサガオ(朝顔)
空き地には、普段よく見かけるような「アサガオ」も少しだけ咲いていました。
「ホシアサガオ」と「マメアサガオ」と比べると随分大きく感じてしまいました。
一般的なアサガオの花径:花径:100~200mm程。
ホシアサガオとマメアサガオの花径:15mm程。
アサガオの原産地は、熱帯アジア。もしくはアメリカ大陸という説ともあります。
日本へは、奈良時代に薬草とし中国から渡来したのが始まりで、鑑賞用になったのは江戸時代だそうです。
学名:Ipomoea nil
科名/属名:ヒルガオ科 サツマイモ属
別名:ヒラミホシアサガオ
形態:一年草
英名:Morning glory
花言葉:「見つけたら幸せ」「固い絆」